投開票まであと1週間強となった総選挙
私は働いていないため
毎日が土日のようになってしまい
「忘れないうちに投票を済ませよう」と
昨日( 10月18日 )の夕方に期日前投票に出向いた
今回の国政選挙もなかなかに深刻な正念場の只中である
これまでの20年程度は
日本が事ある毎に大災害を被災し
為政者側が政治責任を全うできるのかという事後対応も含めて
有権者が常々その時の政府に対し批判的だった
つまりは「考えた末の静観主義」を馬鹿にする風潮が支配的で
懐疑主義( あるいは懐古主義 )の立場で時節に対する即応性を持つことが正しいとされてきた
結果的に日本社会は「一億総サヨク」のようなニヒリズムが根を下ろし
実際に本筋の左翼としてかつて日本共産党を支持していた私からしても
ネット上では悲観的で時折ヒステリーな自己主張を見せつける話者が多かった印象だ
そういう意味で
日本は明らかにアメリカ的になってきたし
「日本国民はさほど自分本位な人種ではない」という性善説も
これだけ個人主義が浸透した現在は表層的な一側面に留まってしまう
早い話が
日本もまた先進国特有の「ノイジーマイノリティ」が多くの場面で利己的に言動し
かといって縦横に自由な対話を試みる成熟した品格と慣習が全く足りていない
今度の選挙というのはこの数年来同様に
やはり「善意ある無党派層」を上手く取り込める政党が躍進することになる
意外なことに
現在の自民党のラーシではダシャーが完璧には絡まない

ナヴァムシャも弱く不十分な絡みで
月と木星とラーフが全てケンドラの位置関係になっていても
ラーフのディスポジターの土星は木星から3室目に住んでしまう

肝心なダシャムシャは
ラーフのディスポジターになった木星が月の2室目に住んで全く絡まない

物事の結果を長大な規模で見下ろしたドレッカナでは
やっと初めて十全な絡みが起こり
ガージャ・ケーサリになった月自体がラーフのディスポジターである
所見的にはなかなか厳しい様相を暗示しており
2室支配の月( 支持者を含む有権者 )は6室で減衰して土星に抑圧されている
月が例外則でありつつ8室9室支配の土星とコンジャンクトし
対向12室から火星がアスペクトバックするのは
やはり「身内の議員その他がイチイチ不祥事をやらかし批判される」様子を意味する
即ち
双子座ラグナで生じる火星土星の最悪な「6室対8室の絡み」が顕現する途上にある
この期に及んでも
自民党は重たい持病の「やらかし癖」が正しい仕事を妨げるのである
そして
今年末には「月-土星-土星期」に時運が移り
ドレッカナの6室で全てが完結する窒息気味な「塩漬け状態」の所見となる


月自体をラグナにすると
それでも土星は4室支配でラージャ・ヨーガになり
月にとってのラグナロードは7室からアスペクトバックする火星である
つまり火星と土星の相互アスペクトはラグナ対4室のラージャ・ヨーガで
減衰した月から5室目で7室支配の金星が高揚して月を弱くバンガしている
いつもの自民党らしく
「首の皮がスレスレで切れずに済んで怪我の功名を遂げる」といった具合だろうか
思っていたよりも戦果は湿っぽい様子で
今月28日の未明は石破総理が相応の弁明に追われるのかも知れない
当面の間ダブルトランジットは自民党の10室12室に起こり続けるため
12室も支配したラグナロードが6室支配の月とヴィーパリータになり
月が主たる時運であることから「獲得と喪失が同時に起こる」といった展開が実現し得る
しばしの間この石破スマイルはオアズケのようだ
*****
ここで
実験的に野党の行方を私的に見積もってみる
まずは
リベラル政党として結党されたが、2022年には「無党派から保守層」にも支持層を広げることを目標として掲げ、「リベラルと中道の旗手」となることを目指した。2024年9月の代表選では、「原発ゼロ」という表現を封印や日米同盟重視などを掲げる現実路線候補らが出馬し、世論や所属議員の支持を受け、「中道保守」路線へシフトした。
とされる立憲民主党をザックリと概況的に占断する
射手座ラグナになった立憲民主党は
ラーシにおいては主要なダシャーが絡んでいない
( 出生時刻は上記ソースを根拠としている )
調べてみると
初代党首の枝野幸男はラーシ・チャートが奇遇にも射手座ラグナであり
例えばこの私が亡父から受け継いだかつての自社もラーシが双子座ラグナで
双子座に私のラーシのラグナロードが定座したりナヴァムシャのラグナだったことを鑑みて
「法人組織はその事業の代表者のラーシとラグナが同じになる」という経験則が働くと言える
( ただし私のかつての自社を創業した亡父は魚座ラグナで
父本人のラーシのラグナから見た5室蟹座には4室支配の水星が住んで逆行し
水星が蟹座に住みながら双子座で定座するようにも働く所見が
後に亡父の長男で父にとって5室の象意を持った私を自社の社長に据え置いたのである )

冴えないラーシに対して
ナヴァムシャは明確な絡みが成立しており
しかしながらその時運は険しい道のりであることを告げる
「物事の清算・失望」をもたらすケートゥは7室に住んでしまい
ディスポジターの火星は8室で金星と星座交換して更に相対し
8室の支配星のように振舞う火星がそのまま7室に逆行して仮想的に定座する
なおかつ
7室でルチャカ・ヨーガのようになった火星が10室の水星に仮想アスペクトを与え
「星座交換した逆行するマラカ」というあまりに悪辣な凶意で水星を強く傷つける
本来は最良な生来的機能的吉星の水星は組織運営上で障害となる9室12室支配のため
火星のアスペクトでより更に凶星方向へと悪変することになる
8室で定座したように強くなって自室にわざわざ逆行までする火星は
一見して自民党の表示体ではないがそれでも「曖昧な中道左派」を嫌う保守派の尖兵の印象で
かなり手厳しい批判論戦をネット上などで差し当ててくる相手方を暗示している

一方でダシャムシャはよく注視しなくては読み誤るほど珍妙な配置であり
ケートゥのディスポジターはラグナで高揚のハンムサ・ヨーガを帯びた木星で
月が6室に住むことでラグナと6室( と9室 )が星座交換し
6室に伏在する木星が仮想アスペクトを2室の金星に与えている
そしてまたその金星もよく見ると太陽と星座交換して水星と相対したようになり
金星と間接的に関わる火星は水星に向けてアスペクトバックするヨーガ・カーラカである
蟹座ラグナは
ラグナロードの月とラージャ・ヨーガ・カーラカの火星の配置が重要で
こうした絡みの重複した複雑な所見がもたらすのは
結局のところ火星が水星や金星に差し障りを受けて「物事が成就しない」という展開だろう
念のため
現行の代表者であるこの議員のチャートも確かめておく
民主党代表選出後の2011年(平成23年)8月30日、菅再改造内閣の総辞職を受けて衆参両院で行われた首班指名選挙において、第95代内閣総理大臣に指名された。
第9代民主党党首として総理大臣に就任した当時
ダシャーは「土星-月-ラーフ期」だった

ラグナが正しければ「カルマの宿命を写し取った」ように働くドレッカナでは
8室でヴィーパリータになった月とラグナロードの土星が見事に相対し
土星はラグナに逆行して定座すると今度は機能的吉星の水星とも相互アスペクトする
水星が5室双子座のラーフのディスポジターであることから
水星が7室( 10室の結果のハウス )でラージャ・ヨーガの吉意を帯びるのはもちろんだが
水星が8室も支配することで12室支配でラグナロードの土星と更にヴィーパリータを組む
アンタルダシャーロードの月のディスポジターが水星であり
ヴィーパリータの月のディスポジターがラグナ対7室でまたヴィーパリータになる配置が
「逆転劇を繰り広げ万難を排し玉座に達した」という当時の野田氏本人の境遇を説明している


ラーシは力強くシンプルな絡みが完成していた頃合いで
土星のアスペクトバックを受ける月自身も10室へとアスペクトバックし
月の5室目で金星が定座して太陽( 国政の表示体 )とコンジャンクトする
ラーフのディスポジターだった金星がラグナロードでもあり
実際に「選挙闘争」を意味する11室支配の太陽とラグナの象意が8室で強く働くため
ラーフが見事にラグナに住む天秤座ラグナであれば十全な時運の整合となる
なお
実弟は兄と並んで議員を務める野田剛彦とのことで
ラグナを天秤座と見なしたのは木星が11室から3室( 弟・妹 )にアスペクトバックするからだ

「兄弟姉妹の有無」が厳正に現れているべきドレッカナも
ラーシが天秤座ラグナの場合に水瓶座ラグナになって
弟の表示体の火星が実際に3室へとアスペクトバックし
3室の支配星が木星( 子供の表示体 )と相互アスペクトして更にアスペクトを返すために
野田氏には実弟が在ると言える


月から3室目で水星が定座高揚して実弟の存在を証明するナヴァムシャは
総理就任時のダシャーが絡んでいないようでいて実際は大いに絡みが起きていて
ラグナロードの土星は10室に逆行すると星座交換して蠍座に定座したように働く
土星が10室の支配星のようになって月とトリコーナの位置関係になり
金星は厳密には絡まないが「月の11室目で高揚のラーフを従えて定座する金星」であり
群を抜く破格の強さが総理大臣の座( =11室 )をもたらしたと言える
( ラグナが水瓶座の場合に金星は4室で定座しておりやはり「玉座」の象意を実現する )

誉れ高い「達成」の経験において
ダシャーが有意な絡みを持っているべきエカダシャムシャは
ご覧の通りラグナに住んだ土星が逆行して月とコンジャンクトし
月がラーフのディスポジターなので全てが完結するヴィーパリータだが
定座する土星と対向した金星は太陽と星座交換して更にヴィーパリータである
魚座ラグナではマラカその他の凶星が多すぎるくらいであっても
このようにダシャーが絡めばヴィーパリータ合戦で逆転劇にも通じる変則運が働く

改めて現在の時運を確かめるとラーシでは絡みが不完全だった


ナヴァムシャは互いに定座高揚した水星と金星がトリコーナの美しい絡みを作り
土星も10室蠍座に逆行することで見事に金星と相互アスペクトして全ダシャーが絡む
2024年9月7日、泉の任期満了に伴う代表選挙が告示され、届け出順に野田佳彦、枝野幸男、泉、吉田晴美の4名が立候補を表明した。9月23日に投開票が行われ、野田が枝野との決選投票を制して新代表に選出された。
「水星-金星-土星期」開始から約40日後に上記の通りの結果となったのは
ナヴァムシャが水瓶座ラグナであればラグナロードが11室( 願望成就 )に住むからで
11室ではこれまた見事に木星が定座してくれている


ダシャムシャも
ご覧通り土星が逆行した位置で金星と対向し
水星は金星と絡んでおり主要なダシャーが励起されている
野田代表のダシャーは
来年正月の月末にやっとプラティアンタルが変わるという途上で
問題の核心は重要な分割図で土星がどのハウスを支配して絡んでいるのかである

金星が3室にアスペクトバックして実弟の剛彦氏の実在を証明するシャスティアムシャは
総理大臣に就任した際の「土星-月-ラーフ期」ほどの素晴らしい絡みが成立しない
「勝利」を意味する11室支配の土星が金星に逆行した位置から水星にアスペクトバックし
絡んだようにも見えるが水星と金星自体は絡みを起こす位置関係に無い


再度ナヴァムシャを確かめるとダシャーが絡むのは良いが
土星は12室支配で逆行し凶兆を帯びたままケートゥのディスポジターの火星と星座交換する
つまりラグナで定座したように振舞う火星も
「喪失」をもたらす12室の象意を浴びながら自らもケートゥのディスポジターとして強くなる
また土星がそのまま位置からアスペクトする水星は「敏感な中立」の8室で定座し
高揚しつつも傷つけられてしまい回避すべきだった「凶星と絡まないこと」が叶わない
この水星は汚れやすい純水のような危うさを孕んだ配置になっていて
それが土星に傷つけられる以上ドゥシュタナの支配星として凶意が露悪する時局は必至だ
それが何かというと
《野田佳彦!俺は忘れていない 消費税増税を推進したことを。国民は絶対忘れてはいけない。こんなのに政権任せたらあっという間に消費税15%になるぞ》
こうした風評だろう
「8室で高揚した水星」というのは双子座の方が5室になることも影響して
メディアにおける一般的な品評を意味する表示体としても働くようだ
水瓶座ラグナで高揚した水星は味方の数と正比例した敵対者の存在も暗示し
それがダシャー上で絡んだ今は当落線上の境界を綱渡りさせられる最中である
政策の訴求対象を保守にも及ばせるべく取り組み続け
「中道右派」という標榜を捨てずに今の地盤に慢心していることが
熟年の有権者なら忘れずにいるのは当然という外ない
( 旧民主党からの組織の変遷は複雑な離合集散の経歴であり血の通った理念は無いに等しい )


勝負事であれば到底無視できないエカダシャムシャだが
水星はちょうど金星がディスポジターになって金星の対向位置に土星が逆行する
その絡みが全てマラカ同士の関わり合いなのだから酷く悩ましい
凶星が互いに悪意を浴びせ合うプロレスのようなヴィーパリータ合戦であり
成果が有るのか無いのかまるで分からず何とでも言えてしまう様相である
このD11の所見から間違わずに正しいシナリオを導出できれば
それは正しくジョーティシャーとして一流の仕事と言える
そして
こうした民主党系列が自ら入り浸る泥沼真っ只中の立場を尻目に
純粋に真新しい革新派派閥として着実に成長してきた新参政党が
日本維新の会である
現在の同政党は上記の年月日で大阪市中央区において改組された組織で
厳密な出生時刻( 結党を公表した時刻 )が分からないため
慣例的に午前10時としたがむしろこのように元代表の橋下徹の陰影が映える結果だった
※ソース※
橋本徹はラーシの月が火星にニーチャ・バンガされる座相で蠍座の性格が強く出る
更にはその定座したルチャカ・ヨーガの火星が逆行して金星と仮想の星座交換にもなる

維新の会のラーシでは
土星が12室から2室にアスペクトバックし
金星と太陽が星座交換して金星は火星とヴィーパリータを組む
9室支配で「頼るべきグル」を意味する太陽は悪辣なマラカの金星と星座交換するが
6室11室支配の金星こそが橋下徹の表示体であり
金星が9室で定座したようになって木星とコンジャンクトするのは
やはり本来的に「大阪維新の会」として橋下徹の指揮下に在った事実を説明している
その金星が12室支配の火星とヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガになって
金星の威力が損なわれるために橋下徹が後に代表を降りた事実の証明にもなっている
橋下は大阪市長任期満了(2015年12月18日)での政界引退を表明しており、12月12日に開催された党大会で、後継代表として大阪府知事の松井一郎が選出された。
橋下は一民間人として同党の法律政策顧問に就任した。
しかし議員の職を大阪市長公務の満期引退で辞してからは
かつての弁護士としての資格を利用し法律政策の顧問職として党に出戻っており
つまりはそれが「2室山羊座にアスペクトバックする土星」で現されるようである
( マラカの土星が12室で強くなる配置は「裏から組織に働きかける立場」を意味する )
蠍座で強くなるマラカの土星というのが奇妙に橋下徹の人物像を上手く写実している
橋下徹はナヴァムシャが山羊座ラグナで
7室蟹座からアスペクトバックして強い土星が
維新の会のナヴァムシャにおいても所見として近似している
維新の会のナヴァムシャでは見事に土星が7室天秤座で高揚のシャシャ・ヨーガになり
維新の会の7室が山羊座から見た10室目になって木星土星が弁護士の表示体として働く
山羊座は橋下徹のラグナであり
まさに「橋下徹の自由な采配で( 法的に )操縦される政党組織」だった様子が現れる
( なお法律政策顧問の職は2022年3月末で契約終了となった )
本党の政治的立場は保守ないし改革保守、中道保守とされている。批判的な立場からはポピュリズムと言われることもある。左派や韓国紙などからは安全保障面を中心に自民党より強硬で右翼的・タカ派的と評されることがある一方で、若年層を中心に中道やリベラルと位置づけられることもある。
維新の会はラーシが射手座ラグナで9室獅子座にはラグナロードを含んだ惑星集中が起こり
ナヴァムシャも牡羊座ラグナになってラグナロードの火星はまたも9室射手座に住んでいる
やはり政党の発祥がかつての橋本府政に同調する大阪府の自民党会派だったことから
「古風な右派」の特徴である水の星座などではなく火の星座がとても強い座相であり
倦まず弛まず刷新そのものを目的とする施政方針が政治理念の基幹だと言える
だからこそ当初は橋下徹ら結党時の幹部が安倍晋三首相に歩み寄っていったり
反自民でありながら実際には権威主義で隠れたタカ派でもあった小沢一郎と会談するなど
政治的実権の行使を巡る美学哲学を静かに燃え上がらせていた印象である
もうじきダシャーが「土星-土星-木星期」に改まる


ラーシは望むべくもない「衰退の一途」のような最悪の時運が始まったばかりであり
12室で強くなってしまった土星が木星に10室目のアスペクトを与えており
橋下徹が居ない今は単純に政党内で不祥事や内紛が度々に起こるといった様子だ


しかしそれとは真逆の展開が待っているのがナヴァムシャで
逆行しない木星は最良な9室12室支配でコンジャンクトしたマラカの土星を和らげる
とはいえ
一個人のチャートであれば「極めて温厚な常識人」を作るこの所見も
成果主義を目指す組織運営にとってはマイナスの影響も促すことは間違いなく
10室11室支配という極めて重要な組織の実利実益を木星が損なう様相である
9室12室支配の木星は10室の象意を完全に失わせるため
今後の約5ヶ月は何やら地に足の着かない「空回り」が目立つようになり
非現実な政策を急に提言したり潔癖な理想論へと志向性が変移する時期を迎えるようだ


組織の実態も写実されるダシャムシャは
ダシャーが絡んでこそいないが互いに定座高揚してポテンシャルが盛んに迸る
これで水星さえ良い配置であればまずは問題なかったと言える
正しい出生時刻( 記録上の結党時刻 )が分からないので
ダシャムシャのラグナがヴァルゴッタマかどうかも含めて
今年末までの推移を見守る必要がある
最後に
日本の直近の時運を確かめて本稿を〆とする
日本のラーシは
高揚した太陽( ケートゥのディスポジター )の後ろで金星が高揚してしまい
とても強いのは良いが絡みが起きていない
9室支配の太陽が9室の結果のハウスの5室で高揚するので
有権者の意志そのものは澄み切って冴えたような志の確かさがあり
他方で4室ではマラカの金星が水星をニーチャ・バンガする座相なのだから
利権に追いすがる旧来型の便益第一な政治が勝鬨を挙げるようだ
ナヴァムシャを見るまで落胆は出来ない

こちらも定座の太陽に絡まないまま金星がケートゥのディスポジターとして高揚する
( 一応はケートゥが太陽とケンドラの位置関係で全く絡んでいない訳ではない )
かなり以前にも触れたが
この配置は吉意の保護が無いまま金星が極端に強いため
逆行して更に凶意の強いマラカの火星に傷つけられた金星の時運は
やはり国内外において朗報ではないニュースが取り沙汰されるタイミングになる
火星と金星が10室魚座でコンジャンクトしているのは
「政治闘争や社会運動が極端なムーブメントへと拡大される」ことを暗示する
東京・千代田区の自民党本部に火炎瓶を投げ込んだ男が首相官邸に車で突っ込み、警視庁に現行犯逮捕されました。
早速それらしい事件が起こってしまった

根深いカルマの写実であるシャスティアムシャは最も強い絡みが成立している
ラグナロードでケートゥのディスポジターの火星は
7室で太陽をニーチャ・バンガしてアスペクトバックし
天秤座から5室目でトリコーナの絡みを作る金星は土星と星座交換する
逆行した土星はやはりマラカの凶意が強まって金星を傷つけ
金星自体も2室7室支配のマラカとして逆に土星を傷つけ
星座交換している2室の土星( と金星 )に火星が8室目のアスペクトを与えている
今この時は選挙自体が極端な狂騒をまくし立てる頃合いだとも言えるし
政治に対する失望やら「筋違いな私情の暴露」が政治に対し断行される修羅場でもある

開かれた対話が必要だ
「一票に込める期待」は
自分自身ではなく誰かのためのより良い祈願であるべきだ
少なくとも私は自分の生活よりも
苦境が続く方々への救済が準備される政治に通じる選挙であってほしい
必ず投票に行きましょう
以上
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