読者各位もご存じのようにこの一週間で芸能界から衝撃のニュースがいくつか伝えられた
私が前回に挙げた上島氏の訃報に隠れてしまっていたが
J-Rock界のレジェンドであるYOSHIKI氏についても悲報が新たに舞い込んできた
実母様が逝去されたそうである
(氏ご本人のInstagramより)
YOSHIKI氏が心から敬愛していた実母様
このご不幸に際し私は氏の生い立ちを今一度だけ確かめて
ジョーティッシュできないかと考えた
まず現在のダブルトランジットは以下の通りである
以前の投稿でも扱った通り蠍座にダブルトランジットが起こっている
このダブルトランジットが励起した結果の経験が今回の悲報であることを鑑み
これまでの氏の輝かしいキャリアも含んだバイオグラフィーを再確認した限りでは
以下のようなチャートになった
4室を母親のラグナにすると水星は機能的凶星になりラグナロードは強くマラカに絡む
蠍座ラグナでは水星が「理不尽・災難」の8室を支配し
激しいエゴを意味する11室も同時に支配してかなり厳しい凶星となって働く
連日連夜のニュースで主要な話題であるあのプーチンも水星が12室に住んでおり
マハーダシャーが水星期の現在は明確に持病の更なる悪変が報じられている
肉体全域の「神経」を表意する水星が蠍座ラグナの場合は凶星化するので
臓器の各所が次第に機能不全になって次々と異なる疾病を起こすように働いてしまう
蠍座から数えて10室目を支配する太陽がその蠍座に住み
12室の表示体であるケートゥが伴う配置は
おそらく先月末4月30日頃に蠍座へダブルトランジットが発現した時点で
家の外(≒10室)にある公的機関(≒太陽)の病院(≒12室)に入所していたようである
また上記のトランジットチャートではラーフが牡羊座を進んでおり
蠍座から見た6室であるため「傷病」の象意が起こり
ディスポジターの火星が蠍座4室目に在ってトランジットで定座する土星と絡む
4室とは身体部位で「胸部」(肺)を指示しトランジットの火星と土星がその位置を傷つけ
火星は蠍座から見て「回復力」を意味する11室(「傷病」の6室の結果)をアスペクトで損ない
トランジットの水星はラーフが住む牡羊座へ逆行し機能的凶意が逆行により増悪している
また水星は臓器単独の象意としてやはり「呼吸器」の表示体であるとされる
YOSHIKI氏の4室蠍座は水星が住みケートゥがコンジャンクションした配置で
おそらくは心肺周辺の疾病(水星は肺を指し太陽は心臓を指す)だったと判断できる
ケートゥは刃物の表示体であるため緊急手術なども施行されたことが伺われる
このような悲報を我々が受けるに至った理由であるが
蠍座ラグナは土星が3室4室支配で機能的にも凶星化したマラカで
木星は機能的にも吉星だが2室(マラカ)を支配してしまう星だからだ
氏本人の4室は「6室対8室」のダブルトランジットになりトランジットの火星も月を傷つける
母親を意味するハウスと表示体が二重に凶意の時運を迎えていたために
YOSHIKI氏は今回の悲痛極まる報せを受けなくてはならかったようだ
実母様のご訃報に接し 心から哀悼の意を表します
安らかにご永眠されますようお祈りいたします
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Y O S H I K I 氏 の ダ シ ャ ー 整 合 か ら 分 か る こ と
YOSHIKI氏は実弟である林光樹氏がマネージャーとして国内のスケジュールを管理している
光樹氏の生年月日は「1970年7月22日」とされる
光樹氏の生誕時のダシャーは「火星-木星期」の途上だった
「家族」の2室とそこに住む月から5室9室でダブルトランジットが生じ金星は3室の支配星だ
3室は「弟・妹」のハウスである
YOSHIKI氏の本来のラグナから3室目は金星が支配し
氏の月から3室目は火星が支配するが
その両方が見事に木星(子供の表示体)と対向している
光樹氏誕生の約10ヶ月前の頃に起きた山羊座と牡牛座へのダブル・トランジットは
YOSHIKI氏の月から5室目9室目で生じており即ち「子供」の象意をかなり強く醸している
この時にダブルトランジットが起きた牡牛座の支配星は天秤座も支配する金星である
よく見るとトランジットの火星も氏の火星にリターンし氏の木星と対向していたりして
本来のラグナと月をラグナとした場合の3室目の支配星が運気の結実を起こしている
(また氏の月から9室目で高揚の月は実母様が光樹氏を懐妊したことを示すのかも知れない)
かなり変則的ではあるが各々の3室の支配星が木星と対向しているため
来たるべき時運でYOSHIKI氏は弟を持つ兄となる運命だったことが分かる
それから
4歳になると父からピアノを買い与えられ、自宅そばのピアノ教室でクラシック・ピアノのレッスンを受け始める
病弱で重い小児喘息を患っていたために、小学校中学年になるまで頻繁に入退院を繰り返す生活を余儀なくされた
とても重要な生い立ちが数多く記録されてある
病弱ながらも文化的で質実な幼少期の人生が正しくチャートで示されなければならない
「家庭生活」の2室支配の水星とラグナロードに高揚のケートゥが伴い木星が対向してくる
配置の妙と言えるのは
木星がラーフとコンジャンクトせず逆行して絡むようになることで
逆行した位置の牡牛座から機能的にも吉星の木星が2室と4室の両方に厚い吉意を恵む配置だ
木星が11室に住んだ配置により対向5室に吉意のアスペクトバックも起きており
知性や感性(≒5室)が堅く確かな成長を遂げられる所見になる
ケートゥが高揚して木星から仮想アスペクトされるため
「上品で奥ゆかしい高貴な家柄」という伝統や格式の姿形を絶妙に写実している
また月をラグナにすると金星が「家庭環境」の2室と「父親」の9室を支配してディグバラとなる
即ち実父様の方がYOSHIKI氏にとても寛大で実母様は逆に「躾ける側」の役割だったらしい
YOSHIKI氏は2歳5ヶ月になった頃からマハーダシャーが火星期となったが
獅子座ラグナは火星が「母」の4室と「父」の9室を同時に担う希少なヨーガ・カーラカであり
その火星の配置の良し悪しで音楽を含む素養や人間性の行方が決まって来る
氏はまさに火星が5室でラージャ・ヨーガになり3室支配の金星とコンジャンクトしている
9室から9室目でその結果たる5室は火星が金星を伴っているため如実な「音楽の才能」である
改めてその時期のエピソードを振り返ると
「4歳になってから父からピアノを買い与えられた」とある
5室対11室の軸で5室と8室と9室が絡んでいる
5室に住んだ9室(父親)を担う火星にディスポジターで5室8室支配の木星が対向し
父(9室)が子供(5室)のために知的教育(≒木星)の一環としてプレゼント(8室)を贈ったのである
5室とは「芸術(音楽)」のハウスであり9室はその5室の結果たる高次な知性を意味し
火星が凶意をほぼ帯びないままディスポジターで大吉星の木星に守られるため
幼少のYOSHIKI氏にとっても心から喜べるサプライズ(8室)だったと言える
また
病弱で重い小児喘息を患っていた
とのことだが
やはりそれは8室の表示体で重たい困難を表意する土星からの影響だと判断できる
7室でシャシャ・ヨーガとなった土星が4室のラグナロードと水星にアスペクトする
これはまさに冒頭の記述に戻っていく話にもなる配置の妙であり
4室とは医療占星術で「胸」(肺臓)と呼吸器系の生理的健康を意味し
YOSHIKI氏の4室にはラグナロードでありつつ「全身」や「心臓」を指す太陽が住み
コンジャンクションした水星は神経系統やまたは端的に「肺」そのものを象意する
だから氏は幼いうちほど喘息の症状がキツいままであり
マハーダシャー火星期では4室蠍座がダシャーラグナから12室目になってしまい
その蠍座に12室の表示体であるケートゥが住むので「入院生活」も経験していたのである
しかし4室蠍座には対向10室へ11室から木星が逆行するためアスペクトが起こるようになり
次第に抵抗力も温存されて体質が向上していき
9歳と5ヶ月頃にマハーダシャーがラーフ期へ入ると
ラーフのディスポジターの金星がラグナになってまた木星と向かい合い
肉体的にも精神的にもとても健やかな児童へと成長を遂げていったようだ
(Wikipedia原文でも頻繁な入退院は「小学校中学年になるまで」と記載されてある)
人 生 最 初 の 悲 劇 と な っ た 父 の 急 死
幼少期のYOSHIKI氏とご実父
小学校5年生の夏休みの頃
身体も着実に健全になってきたYOSHIKI少年に全く不慮の非業が待ち受けていた
父親が突然の自殺を遂げたというのである
ダシャーは「ラーフ-ラーフ-水星期」のタイミングだった
9室牡羊座をご実父のラグナにするとその整合が明確に見て取れる
プラティアンタルダシャーの水星はディスポジターが実父を指す火星である
また当時のトランジットを確認すると──
実父のラグナから見た6室を実父の4室を支配する月が進みラグナに土星がアスペクトする
父親のラグナである牡羊座には「突然の諦め」をもたらしてしまうケートゥが踏み入って
更に8室や12室を表意する土星だけがアスペクトしてくる配置が重篤な凶意を醸す
この時YOSHIKI氏のD1にはトランジットの月がリターンし
しかも氏本人にとって月は12室の支配星となって「家族」の2室に住んでいる
身体の一部のように不可分だった父の死
その驚きと悲しみは強く育とうとしていた氏の幼い心を再び傷つけ損なわせた
しかしそれが後に氏本人にとっても本当に不本意で身勝手な理由で遂げられた自死だと知る
この数年間の急転直下な心の起伏は
奥深く秘められた激情との対話や愛を拒絶しながら愛に憧れる悲哀となって溢れ出し
「肉親さえも信じられないがそれでも誰かを信じ誰かを愛してみたかった」思いへ通じて行く
これが「X」の血であり肉であり魂である
父との思い出をかき消していくようにYOSHIKI少年は
全く新しい音楽へ没入するようになった
70年代前半にイギリスやアメリカでplayされ始めたハード・ロックである
実父の死後には人生で最初のバンド活動を創始し
高校2年の1982年には今この時へと続くオリジンであるX(後のX-japan)を旗揚げする
過 去 の 自 分 と 決 別 し 音 楽 が 人 生 そ の も の に な っ て い く 青 春 期
(中学の卒業アルバムの写真)
氏がそれまでの「絵に描いたままの箱入り息子」から
ガラリと変貌して激しいロックの血肉をみなぎらせるようになったのは別に訳がある
時は昭和50年代の前半であり
東京都内でさえ中学生の生徒児童は丸刈りというくらいの世間体だった
その当時に服装や髪型を “ ほどほど ” に放任されていたYOSHIKI氏は
初めてその個性を強く侵害され両親からも受けなかった叱責を他人から与えられたのである
YOSHIKI氏のまだまだ曖昧だった大人達への違和感がたちまち怒りと憎悪となって猛る
明らかに「ラーフ-木星期」の突然変異的な感情の発露である
木星は10室で高揚するラーフに逆行することでグル・チャンダラ・ヨーガを模して働く
この頃からYOSHIKI氏はそれまでの自分を脱ぎ捨てるかの如く秘めた思いを吐き出した
実父の死後にはすでに音楽友達らと小学生ながらバンドを組んだ早熟な氏は
13歳の時点で続けていたバンド活動を更にtune-upさせ
「DYNAMITE」と名乗っていた自らのチームを「NOISE」というネーミングに改名する
まさにその名の通りヘヴィーなハード・ロックの意匠を志していた
そしてバンドの結成時からすでにYOSHIKI氏と共演し後の最高なbuddyとなる友が在った
現在の「ToshI」こと出山利三氏である
とても早くに然るべき出逢いを果たしていたこの事実が
ToshI氏のチャートに明示されていなければならない
なおかつ音楽への素養や志向が良い可能性となっている所見も不可欠である
ラグナロードの土星は「声」の2室で定座し月から見た2室支配の火星も9室(音楽)で定座する
ToshI氏は3歳の頃にはYOSHIKI氏と同じ幼稚園でほぼ友達のような関係だったらしく
その出会いは今もまだ途切れ切ってはいない交友であり
ナヴァムシャも含めてダシャー上でかなり有意な絡みが生じている必要がある
「水星-金星期」の後半頃に二人は出会っている
ナヴァムシャでは水星と金星が8室対9室で星座交換し月から見て10室対11室の絡みである
ナヴァムシャの所見だけでもかなり有意な根拠だと言える
9室は友達(「評価してくる相手」の11室から11室目)で8室は「頼り頼られる」深い縁を指す
それが月から見ると10室対11室であり即ち「家の外(≒10室)で付き合う友達(≒11室)」となる
他方で
こちらはよりドンピシャで金星が水星のディスポジターになった10室対11室の絡みだ
水星金星の絡みは人生の深層部を写すナヴァムシャのそれとほぼ同じ様に繰り返されていて
本来のラグナから見て10室対11室の絡みだが月から見直すと8室の支配星が9室に住む配置だ
月から見て7室支配の水星が8室に住んで水星のディスポジターの金星は9室に住んでおり
断ち切れないような深い懇親がそのまま理想の達成に通じる道の第一歩になる出逢いだ
そもそもToshI氏の9室(友達)に住んだ8室支配の太陽はYOSHIKI氏のラグナロードである
なかなか不思議な縁から形になった交友関係だった
二人の出会いは幼少期のごく早くからすでに約束されていたらしい
卓 越 し た 互 い の 音 楽 的 才 能
お世辞抜きで当時としてはかなり大人びて早熟だったYOSHIKI氏とToshI氏
14歳になったYOSHIKI氏は実母に頼み込みダブルベースのドラムセットを買ってもらい
練習に励む傍ら更にロックなヴォーカル表現に挑むも思うような歌唱が出来ず
同級生をヴォーカルに招き入れて自身はドラム演奏のみに徹するようになる
時運は「ラーフ-木星-火星期」でアンタルダシャーの終盤頃だ
「ラーフ-木星期」はラーフのディスポジターの金星が木星と対向し5室が非常に強くなる
この時点ですでにドラマーとしての個性と才能が芽吹いていたようだ
10室の支配星と4室9室の支配星が住んで三重のラージャ・ヨーガになった5室射手座は
「手」を意味する3室支配の金星と9室(5室の結果≒「音楽」)支配の火星で占められる
医療占星術で3室が「肩・両腕」の部位も指示して5室はその3室から3室目のため
明確に楽器の演奏に全身全霊を注ぐ熱気の躍動のような姿を示しつつ
それは月から見た4室なので金星が9室を支配して二重に音楽の象意を担い
月から見た火星はやはり「手」を指示する3室と「無心の気力」や「衝動」の8室を支配する
またその月から4室目の所見が面白い表現になっていて
4室というのは「机」や「構築物」という形ある器のような趣意があり
火星自体も大地や床面に据え付けらえた造成物(躯体物や建物)を意味することから
定位置に座を組んで何かのパフォーマンスを行う「ユニット」の比喩になり
つまりはドラムセットを指している様相だと言える
(高揚のラーフのディスポジターである金星が凶星の火星に更に励起された激しいプレイ)
そして中学生当時のYOSHIKI氏により新ヴォーカルに指名され後にXの柱となったToshI氏
本来のラグナと月から見たそれぞれの2室(声)と3室(歌唱)の支配星が強くなる位相である
時代を超越して今も世界で認知される悲哀と優しさを帯びたハイトーンヴォイス
2室で定座の土星が11室蠍座にアスペクトしその土星には3室支配の木星がアスペクトする
土星にアスペクトされる火星は月から見た2室の支配星で金星は月から3室目の支配星だ
ToshI氏の出生タイミングは牡牛座蠍座の軸が極北の強さを実現した因果な配置と言える
高揚のラーフケートゥと各々のディスポジターの火星金星が定座するかアスペクトバックし
火星は11室で定座し金星はラージャ・ヨーガ・カーラカで火星と更にラージャ・ヨーガを組む
歌唱力と声の質に細やかな情緒を与えるのが実はケートゥの働きである
ケートゥは生来的吉星に絡むと「分解・抑制」というその象意が陽極方向に作用し
関わったハウスの象意などが(機能的吉星の場合に)清浄化され本質的に働くのである
火星は山羊座ラグナで機能的凶星だが機能的吉星の土星がアスペクトし
音楽の表示体で機能的にも吉星化した金星は更に真価を顕現しラーフへとアスペクトを返す
しかし月から見た火星は2室9室支配で吉星化し金星は逆に凶星化するため
ToshI氏の歌唱には激しさと優しさが宿りその両端を反復して憤怒と悲哀がせめぎ合う
このラーフケートゥ軸が月から見て「自己表現」の3室と「高次な知的感性」の9室となり
筆舌しがたいほどの眩しく澄んだ歌声をToshI氏にもたらしているのである
故にToshI氏のハイレベルなアクトはインディーズの時点でほとんど完成されていた
(※途中で音声がモノラルになります)
この屋外ライブの翌年1989年4月21日にX-japanは「X」としてメジャーデビューを果たす
YOSHIKI氏は「ラーフ-金星期」の終盤頃だった
D1の強さもさながらにD9はラーフのディスポジターの火星がラグナで定座した金星と絡む
ナヴァムシャの火星は減衰するが月がコンジャンクションし定座したニーチャ・バンガで
本来のラグナから10室目で月のラグナ(1室目)に住むため吉意が復調してくる
そこへ生来的吉星の木星がアスペクトして保護を与えるので時運としては十分に万端である
D10はラーフのディスポジターの火星が金星とケンドラの位置関係で見事に絡む
なおかつ月から見た火星は月のディスポジターで5室に住んでラージャ・ヨーガとなり
金星は月から見て12室支配で8室に住んでヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガを生じる
手放しで「天晴れ!」と言える時運が叶っていた
一方でToshI氏は
やっと金星期の最初のアンタルダシャーが終わろうとしていたタイミングだった
金星単独の配置はナヴァムシャで独特な逆転的吉意の所見が実現している
ラーシは金星がラグナになると7室で高揚したラーフにアスペクトバックして恐ろしく強く
ナヴァムシャも金星が本来のラグナから8室目で減衰してパラーシャラの例外則になり
それは月から見ても6室11室支配で減衰し再びパラーシャラの例外則が生じている
D10でも金星は「独立」の11室に住み星座交換しそれは月から見た5室目である
物事の始まりを示唆する所見となりToshI氏が自らの道標を築いたまさにその時だった
こうして二人の絆がより多くの仲間を呼び集め「X」の歴史が音楽史に刻まれた
次 第 に 深 ま っ て い っ た 二 人 の す れ 違 い と T o s h I 氏 の 精 神 的 混 迷
Xは早くもメジャーデビュー翌年には初の日本武道館ライブが実現するほどの攻勢を見せる
しかしそれと同時にリーダーYOSHIKI氏の理想は高まるばかりだった
メジャーデビュー前後からバンドメンバーには厳格なルールを強いて一元管理していた
YOSHIKI氏は楽曲によってドラムとピアノを使い分けるという理由から
「リーダーの自分は2人分の仕事をしている」として
自身を含むメンバー5名に対しギャラを6等分し氏本人だけが2人分の給与を得ていた
またメンバーのパフォーマンスの出来不出来にはかなり厳しく
その独断に従ってメンバーの給与を決めていたという都市伝説的な風説すらある
(某巨大掲示板では「薄給過ぎたメンバーの誰かがコンビニで万引きしていた」と噂された)
仮想のグル・チャンダラ・ヨーガと7室のシャシャ・ヨーガがもたらす「抑圧」である
グル・チャンダラ・ヨーガは「人の道に背く」ヨーガであり唯我独尊な矜持を意味する
そしてシャシャ・ヨーガはYOSHIKI氏本人が対人関係でそのように振舞う傾向を示す
(7室とは通常「本人から見た他人」だが土星はYOSHIKI氏のラグナロードにアスペクトする)
D9でもラグナへ木星が逆行してグルチャンダラのようになり太陽は11室で定座する
やはりこうした我流の美学と理想の実践が次第にメンバーとの軋轢を強めることになる
特に「X」の清純な美と悲哀の叙情はToshI氏のヴォーカル以外では表現できないとした氏は
レコーディング毎にToshI氏への要求が厳しくなってしまい
限界までハイトーンの歌唱を強いられたToshI氏はついに喉へ注射しながら歌うほどだった
こうした音楽活動での不和にわだかまりが募っただけでなく
並行してToshI氏が私生活での異常な人間関係に苦悩していた事実もあり
メジャーデビューからの7年強でXjapanは終焉へと向かっていくのである
「異常な人間関係」とは少なくとも2つほど有る
1つには実母と実兄がToshI氏の家族である立場を恣意的に利用して
私利私欲を着実に満たしていた事実である
氏の実母はXjapanがメジャーになり一層の成長と名誉を授かるにつけ
自宅を公表しファンを招いて氏の幼少期の写真や映像を見せ金銭を受け取っていたのである
それはもちろん非公式な私的営利のため所属事務所(CBSソニー)からは警告があったそうだ
それだけではなく氏が1992年に設立した個人事務所の社長を務めた氏の長兄が
収益とその報酬で遊興に入り浸るようになり実務運営に支障が出始めて
最後にはYOSHIKI氏とX-japanに対しクレーム等の批判が多く出されるようになり
ToshI氏はやむを得ず実兄を解雇し友人にその代役を一任する
すると今度はその友人の男性が経理事務上の不正を起こす等の過誤が重なり
その友人も解雇する結果となった
金星期の最中でありながら何故こうした不運に見舞われたのかである
金星はD1で定座の機能的凶星の火星に傷つけられD9はケートゥの絡んだ星座交換が起こる
まずラーシの11室は4室(母親)11室(兄)支配の機能的凶星で11室(物欲・エゴ)に定座し
コンジャンクションしたケートゥは大凶星になった火星に強く影響されてしまい
ケートゥの意味する「裏切り」の象意が高揚によって最もおぞましく露悪したのである
ナヴァムシャも同様に金星が水星と起こす8室対9室の星座交換は
「自分を管理してくる目上の相手」(8室)と「自分本来の目的とその行い」(9室)の絡みで
ToshI氏のオファー案件の管理と運営を担う事務所と氏本人の関係を意味するが
そこにやはり「裏切り」の象意があるケートゥを含んだ強い絡み合いが生じてしまうことで
信用していたはずの相手から一方的に利用されただけの結果となった
こうした近親者の散々な悪意に失望していた頃に
氏はより一層に危険な人物と何故か出会ってしまうことになる
元男性アイドルで経営者でもあったMASAYAなる慈善家である
「異常な人間関係」の2つ目はこの者とのあまりに奇異な交流とその経験だ
俳優だったMASAYAは東京六本木でディスコを経営したり飲食店事業も並行したり
離島に大規模な保養施設を設営したりと超一流の実業家でもあった
成人したばかりの頃から営利の才能があったようで
旅行業の法人経営で成功したのを皮切りに青年実業家として活躍し始め
昭和末期頃にはその時代特有の巨大資本で企画したハコモノ映画を製作するなどしている
大規模なペンションを運営する立場から段々とスピリチュアルビジネスにも進展し
芸能プロデューサーとしての職権から1993年6月28日には
屋久島の島内に「レムリア・アイランド・レコード」なる音楽事務所を設立した
同事務所の経営母体は「ホームオブハート」なる法人組織である
多角経営で大きく成功した権威者というのは決まって独自の思想や美学の演じ手となるが
MASAYAの場合は一風変わったヒーリングな趣向で精神修養を促す自己啓発を発信した
音楽事業を拡大させたいというのは表向きの大義名分で
実際は新興宗教の構造を組織し心的弱者への徹底した金銭搾取で私腹を肥やしていたようだ
双子座ラグナで最悪な暴力の表示体となる火星が6室で定座し8室支配の土星と絡む
D9では12室で高揚した9室(≒グル)支配の水星がシューバ・カルタリになり太陽と対向する
D10はラグナがヴァルゴッタマで5室11室の激烈な配置のダシャーで事業経営を開始した
この善意の仮面をかぶった魑魅魍魎のようなMASAYAなる男が
私生活での心労に参っていたToshI氏を偶然に “ モノにする ” 絶好機にありつくことになった
MASAYAは自身の息がかかった信者同然の女性をスパイとして起用し氏への肉薄を試みる
ToshI氏と結婚し離婚した守谷香というアイドル歌手だ
昭和後期にはよく見られたピンのアイドルだったが
どこかでMASAYAと近づき一時期は愛人のような関係だったそうである
守谷はロック調のオペラにアレンジした舞台「ハムレット」で1993年10月に氏と共演する
時運は「金星-火星期」に入ってしまった頃だ
ToshI氏の私情を知った守谷は何度も手紙を送る等して交流を重ねて氏を懐柔した後に
例の「レムリア・アイランド・レコード」を紹介し
MASAYAがメンタルトレーナーを務めるとされるセミナーへの参加を促した
それが壮絶な悲劇の始まりである
その「セミナー」なるワークショップのような講演に連れて来られると
MASAYAは元歌手としての技量を存分に披露しその壇上で歌って見せたという
すると守谷をはじめ周囲の受講者が皆一様に感涙し嗚咽し始めたので氏は驚き凍り付いた
ToshI氏だけがまるでMASAYAの歌唱に全く心を開いていないかのように周囲から責められ
罪の意識を持たせるための 刷 り 込 み をその場で始めさせられてしまったらしいのだ
こうして新興宗教に見られる典型的な洗脳の技法が手を変え品を変えToshI氏に施され
氏は次第に根拠のない自責感を育ててしまい
自尊心を強く踏みにじられる罵倒の言葉を守谷から浴びせられたりしながら
結局ToshI氏は自身が守るべきだった全財産や音楽活動での収入を寄付させられたのである
「金星-ラーフ期」の配置とその所見が如実に働いていたようだ
やはり11室で高揚したケートゥに対し定座した凶星の火星がラーフと金星に暴威を振るう
ToshI氏はこともあろうにこの1994年に守谷と結婚してしまうのである
ラーフも金星も結婚の表示体でありその二つがダシャーで連続すると電撃結婚の機運となる
特に金星は強く傷ついてはいるが山羊座ラグナで生来的吉星のヨーガ・カーラカだからだ
しかしこの配置からも分かる通り金星は11室の醜悪な凶意の妄執の中に置かれ
高揚したケートゥが火星に焚きつけられて「裏切り」の象意で金星を染め抜いている
ついぞ氏は罵倒や実際の物理的暴力で心身を傷つけられてもその認知を改められず
人格を否定され続けながら金銭も巻き上げられて丸裸にされてしまった
D1は6室9室支配の水星に機能的凶星の木星がアスペクトしD9でも土星が木星に絡む
まずラーシは「グル」の9室に機能的にも凶星の太陽が住んで月と対向してしまう
この3室(訓練・実践)と9室(学び・師の存在)の軸で7室支配の月と8室支配の太陽が絡み
「グル(師)への従属」を強いられる配置が出来ている
のみならず
10室でラージャ・ヨーガの水星は6室も支配して3室12室支配の木星がアスペクトし
生来的凶星の土星もアスペクトすることで水星が混乱と抑圧に囚われる結果を招く
山羊座ラグナでは水星が「自尊心」の9室と「エゴ」の6室を同時に支配するので
気位が高いナルシストの性格を作る傾向があるが
ToshI氏は太陽(≒プライド)が減衰する天秤座に住む水星へ木星がアスペクトしてしまうので
素性そのものは温厚で大人しい性格の方のようである
一方で山羊座ラグナにおいて劣悪な影響を与えてくる3室12室支配の木星は
定座していないため「外からToshI氏に影響を与えてくる悪徳なグル」を意味する
氏の木星は6室で12室の象意がヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガを起こしてはいても
「6室(敵対者)に住む木星」という配置が争いを嫌う受け身の従順さになってしまうのである
「私財」の2室に定座したToshI氏本人を指すラグナロードの土星にこの木星が絡んでくるため
氏は何であれ自身にとっての有意な経験と決め込んで財産をグルに差し出してしまった
そしてナヴァムシャの月は射手座に在り射手座ラグナから見た土星は機能的凶星である
その土星は魚座に住んで月へと10室目のアスペクトを起こし
射手座から見た月は8室を支配しているがために「マインドコントロール」の所見が実る
この不運な月とコンジャンクションした定座の強い木星は
月をラグナにすると4室目を支配する全く凶意がないマハープルシャだが
本来のラグナである水瓶座から見ると2室11室支配で機能的凶星になってしまう
ラーシ・ナヴァムシャの両方でToshI氏が汚れたグルの悪意に甘んじてしまったのは
ToshI氏の月のナクシャトラが「霊的な教師」を意味するレーヴァティだからで
支配星は水星でその水星には露悪満面の木星がアスペクトする上に
そもそも月の住む星座は木星が支配している
肉親からも友達からも裏切られながらToshI氏はそれでも生きる理由を探す魂の迷子だった
氏の金星期が後半に向かう97年前後の「金星-ラーフ期」は
金星のナクシャトラが「アヌラーダ」でラーフのナクシャトラが「ローヒニー」である
アヌラーダは土星が支配しローヒニーは月が支配している
2室で定座したラグナロードと3室に住んだ7室支配の月が時運上で顕在化してくる
土星は逆行することで月へアスペクトするように働く
10室の本質である7室の支配星に8室の表示体である土星が絡む配置がもたらしたのは
即ち──
X j a p a n の 解 散 で あ る
ToshI氏の決心は全く堅いまま揺るがなかった
その理由と目的も「ヒーリング歌手になりたい」という利他的な慈善のためだった
金星は水星と星座交換してラーフと対向するように働きラージャ・ヨーガになる
本来のラグナから見たこの絡みは4室9室対5室8室で吉意の重合が生来的吉星同士で生じ
4室と5室は教育者や社会運動のような純粋な目的意識で9室と5室は人間性の正しさを示す
目的自体は全く以て誠実だが8室と9室の絡みが含まれ「支配と被支配」の経験が不可避だ
しかもこの星座交換は月から見ると金星が6室11室支配で水星を悪辣な凶意が侵害する
月から見たこの6室11室支配の金星とは
潔白な眼差しで仮初の夫を射抜く妻こと守谷香その人だ
(超一流の “ 慈善家 ” MASAYAも同席した出演映像)
今のようにSNSが普及していないからこそのとても明朗な会話
ToshI氏の決断一つで歴史の一部になってしまったXjapan
当事者の中心たるToshI氏がその後こうした方々と「地方巡業のようなことをやっている」と
週刊誌が拾い上げたことでわざわざTV出演の機会となった
視聴していてよく分かるが明らかにToshI氏が延々と弁明し続けていて様子がおかしい
相手に返事をさせる隙も与えないほど拙速な語り口でとにかく素直な態度ではないのだ
追い詰められていたまま最後にすがったその人間関係が「絶対に正しいんだ」とする立場で
名ばかりの慈善活動として無給同然の歌手活動を実に12年ほども続けてしまったのである
改めてToshI氏がXからの脱退を決意した時期のダシャムシャを確かめると
機能的凶星の土星が絡んだ「金星-木星期」である
アンタルダシャーの木星とコンジャンクトした土星は本来の位置から12室にアスペクトし
逆行して9室から金星に仮想アスペクトする上に金星は星座交換で12室に伏在している
(またよく見ると木星も太陽と星座交換し太陽は10室に伏在し土星に傷つけられる)
ただでさえ強い吉星同士で運気が乱れるとされるこの組み合わせに対し
3室4室支配でマラカになった土星が8室的な「途絶」の凶意をもたらしたのである
金星はそもそも11室対12室の星座交換を起こした所見で
「熱意を持って取り組むがその手段が間違っていて成果が残らない」状況を意味する
11室と12室が星座交換で深く交わると最後には信用も名誉も財産も失う経験となる
(この金額は巡業で稼いだ額ではなく自己申告でお布施をさせられた時の実額)
※これまで記述してきた過去のエピソードがそれぞれ語られています※
M A S A Y A と 元 妻 と の 決 別 に 至 っ た き っ か け
その後は実に10年以上に亘って「ホームオブハート」の “ 商売道具 ” にされ続けたToshI氏
MASAYA配下の法人組織の一部として自身の事務所を運営し
2004年にはホームオブハートがセミナー参加者の児童を虐待していた疑いで起訴され
その被告人に名を連ねたほどだった
裁判となったのは2004年4月末だったとのこと
金星は5室11室軸の猛々しい暴威の応酬に曝されて混乱の只中に置かれている
やはり氏のラーシの11室で起こる凄まじい因縁の配置が祟っていると言える証拠であり
ケートゥが高揚した11室で定座の火星は「11室支配の生来的凶星」の悪意を
激しい争いと強い暴力(≒大々的な裁判闘争)という光景で顕現させている
以後もホームオブハートから受けた被害を起訴した諸々の係争問題が起こり
ToshI氏は渦中の当事者として不穏この上ない責任を抱え通した
絶え間ない修羅場で猛った有象無象を戦い抜くだけがToshI氏の自己肯定だったようだ
しかし突如の偶然がこの地獄の袋小路の壁を強く撃破することになった
ToshI氏は2009年8月頃に肋間神経痛を患い入院措置となったことで
担当医が氏とMASAYA側との接触を完全に絶った環境を与え
氏は単身で療養する時間の中で段々と精神的に更生できたのである
「太陽-木星-土星期」から「太陽-木星-水星期」の頃である
水星はマハーダシャーの太陽のディスポジターで木星が「病気」の6室からアスペクトする
太陽がラグナになると水星はラグナと10室を支配し
木星は10室双子座からディスポジター水星にアスペクトを返してくる
太陽と木星のディスポジターが水星となり木星はアスペクトも起こすため
とても有意な経験が生じたと読める
即ち「病院」は12室の象意であり水星は「自分の身体」を意味し
木星は4室7室支配で機能的に凶星で本来のラグナ(山羊座)から6室目に住んでいる
冒頭の方で上述した通り水星とは「全身の神経」や臓器そのものとしては「肺臓」を指す
肋間神経痛というのは肺臓を囲っている肋骨に沿って張り巡らされた神経の疾病だ
その水星に本来のラグナとダシャーラグナの両方から見て凶星化した木星が絡むので
ToshI氏は肋間神経痛になり入院したが
太陽の住む乙女座から見て太陽はまさに12室(≒病院)を支配した公共施設(≒太陽)である
おそらくはこの太陽から見た10室双子座の木星がToshI氏を更生させた医師の表示体だろう
医師とは病院の屋内(4室)で患者と対面(7室)しながら正しい答えを与えるグル(木星)だからだ
木星が乙女座から見て10室に住む配置自体が「家の外(10室)で世話になる先生(木星)」である
その木星がディスポジターの水星にアスペクトすると
つまりダシャーラグナである太陽にも生来的吉星としての影響が生じてくる
乙女座ラグナの木星はドゥシュタナもウパチャヤも支配しないため
「物理的な恩恵は望めないが中立の立場で人を諭し助ける」というグルなのである
そして2010年1月18日
裁判所の決定辞令から氏はMASAYAの許で経営していた自身の事務所の破産手続きを実行し
ホームオブハートとの決別が無事に確定し
2010年2月2日には妻の守谷香との離婚が確定し晴れて人生の再出発が遂げられたのである
「太陽-木星期」の最終盤だった時運には土星が太陽と木星の星座交換に絡みつく
本来の配置そのままであれば2室5室対10室の結びつきに機能的にも凶星の土星が関わり
10室に対して5室(10室から8室目のハウス)やマラカの影響を帯びた土星が絡む凶相だが
太陽をラグナとすると木星との星座交換は1室4室対9室という吉意の重合になり
射手座から見ても機能的凶星の土星の悪意を中和して運気が復調しうる所見にもなる
客観的には「醜悪な過去を清算する自己破産」という批評であっても
ToshI氏本人にとってはラグナ対9室の吉意が実った達成や自由の醍醐味の中に在ったはずだ
斯くしてToshI氏はその3年3ヶ月後にマハーダシャーが月期を迎え
ダシャムシャ7室で高揚した月がXのレジェンドとしてソロの歌手活動へと氏を復帰させた
ご無事で何よりです
再 度 の 対 話 と 互 い へ の 恩 賜 の 時
現在のご両名のダシャーは
YOSHIKI氏が「土星-火星-水星期」でToshI氏は「月-金星-土星期」である
YOSHIKI氏にとっての土星はそのままToshI氏を意味し
ToshI氏の月はYOSHIKI氏の月と対向しToshI氏の9室にはYOSHIKI氏を指す太陽が住む
お二人とも今は再度の対話が叶う頃合いだと言える
YOSHIKI氏は7室で土星が定座し今まで以上の激務が続いていくことになるはずだが
いずれまた再開する時がやって来るようにも思える
あと2ヶ月弱で訪れるダブルトランジットはご両名の月が住む軸で生じるからだ
魚座はYOSHIKI氏の8室でありToshI氏の9室乙女座に住む太陽も8室の支配星である
つまりお互いに「不意な出来事」が巡って来る経験になり
それはお互いの月が対向するラグナ対7室という場面で起こるサプライズ(8室)と言える
今度こそはファン各位のための正しい目的で再会する未来であってほしい
世界に名が知られるXの創始者たるお二人は私と同郷出身の先輩でもある
コロナ禍が去りつつある今
私の如き新参者以上にYOSHIKI氏の身に起きたこの憂いの深い報せに諸先輩は悲しんでいる
きっとToshI氏が自ら言葉を届け歩み寄っていく対話の時であるのは確実だ
どうか どうか何卒この絆が平和な物語として歴史になっていくことを心より望みます
何事も平和に勝るものはないのですから──
以上
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