top of page
執筆者の写真鹿村文助

木星期開始後一ヶ月を経て(コンディショナル・ダシャーとの相関)

更新日:2021年11月13日




(シヴァ神の化身であり悟りを促す地上の「教師」たるグルの一人【ダクシナムルティ】の像)



あっという間に木星期のマハーダシャーが始まってひと月が過ぎた


わかってはいたがまだまだ木星的な充足感や過不足のない平和を体感する場面など皆無だ



来年3月末にやっとダシャーチッドラが折り返してラーフの不快な名残が薄れていくだろう

きっとそれまでは運気的な「病み上がり」と向かい合う時間になると思っている






い や

思 っ て い た (;´Д`)





私は10室が強く10室の支配星がラグナロードであるため所与の一般的なダシャーとは別に

『コンディショナル・ダシャー』という時運カレンダーが使える条件を生まれ持っている



10室の支配星がそのまま定座(つまりマハープルシャ・ヨーガ)であれば同ダシャーは使える

コンディショナル・ダシャーとは複数ある特別な条件下のダシャー全ての総称であり

私の場合は<chaturaseeti sama dasa>(チャトゥルシーティ・サマ・ダシャー)が該当する



以下に私のそのイレギュラーなダシャーを示す






今はダシャー表のちょうど真ん中の位置にある「土星期」の終盤である

更にその細分化した時局規模ごとの運気を確かめてみる





今現在は「土星-金星-太陽-月-金星期」である





土星と金星は互いに吉意の部屋同士(5室目対9室目)であり星位はともかく無難な肌感覚だ

ただしダシャー解釈で「土星-金星期」というのは極めて不安定で危険な潜在運があるらしい

古典では曰く『王になるか乞食になるか』の綱渡り的な緊張状態がある不穏な時となる




実にそれがあと14ヶ月も続くのである




(;一_一)




これではラーフ期の8室的な不安と恐れがまだまだ続いているのと同じであり

やはりダシャーチッドラそのまんまというような頃合いである



土星は月とラグナの両方から見て5室6室支配の3室在住で逆行している

太陽から見ると8室9室支配で6室に在住している



凶星が6室と絡むためイチイチ重苦しく徒労感が底深い

土星が逆行している時点で理不尽さや窮屈さが付きまとう状況であり

何かを始めようにも手探りのまま様子を伺うしかない“もどかしい”体感となる



コロナショックも一段落したところではあるが

油断したその時こそは私は客観的に「王」である会社の社長という地位から転落しうるのだ



身も心も浸り切れる幸せなど正直とうに忘れてしまった

自分が何をしたかったかも今は思い出せない



とはいえせめて平和で居たいものである





今一度この特別ダシャーを見てみると来年の年末からは「太陽期」に入っていく



太陽は私のラーシ・チャートで10室に住んでディグバラとなる強い星である

10室の配置を基点として運勢を見積もるのがこの特別なダシャーの仕組みなので

おそらくはその頃から真なる第二の人生がやっと始まるのだろう





通常のダシャー(ヴィムショッタリ)では「木星-木星-金星期」の半ばからそれは始まり

「木星-火星期」に入った半年後まで続く



特に太陽に対し木星がアスペクトする位置関係であるため「木星-太陽期」は

例の特別なダシャーと併せて人生上でとても良い時期になるかも知れない




苦しみが平和を心から喜べる糧になることを心に刻銘し何とか今を生き抜いていきたい




                                       以上


閲覧数:60回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page