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自社の行く先も終わりが見えて来た今
事業と従業員の譲渡も済んで形の上で従業員の一斉解雇を行う予定が近い
大詰めを迎えた「仕事じまい」に取り組む自社のベテラン各位を
この差し迫る時局に照らして再びラグナ修正してみる
*****
トップバッターは
万年気苦労症で休憩中に見せるシケモク姿がしっかり様になってきたS部長だ
氏名を「S店長」としているのも
2年ほど前まで工場の職責者で早い話が工場長に当たる職位だったからで
以前なら “ 部長 ” と呼ぶにも違和感があったがもうそんなこともなくなった
かなり前の検証で蠍座ラグナとしたラーシを
このほど双子座ラグナに改める理由がハッキリ分かったのだが
即ちもうじき「本人の務める会社が無くなってしまうこと」と
プライベートな一大事として近年になり熟年離婚なさったことである
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ご本人から伺い知る限り
私生活で度々に起こる不和を義理堅く耐え通したその年月は
ナヴァムシャを水瓶座ラグナとした場合に整合が見受けられ
つまり7室獅子座がラグナロードの凶星を含む惑星集中で
8室( 結婚生活 )支配の水星に2室11室支配の木星が相対して保護を与えつつ
ラグナロードの土星が12室も支配して火星と木星の両方に絡んでいる所見で説明できる
機能的凶星になってしまう木星は2室を支配して「結婚生活」を意味し
木星にアスペクトしてくる土星は金星( 結婚の表示体 )とコンジャンクトして
なおかつ4室9室に対してもアスペクトして傷つけており
プラティアンタル・ダシャーが火星期になると7室が傷ついた配置を強調しながら
火星は10室にアスペクトバックして機能的凶意を強めて更に8室支配の水星を傷つける
火星と土星が2室と4室と7室に金星に関わって
ダシャーで火星が10室( 4室と正反対のハウス )を励起した結果
離婚というよりは別居生活が自然と始まったということのようだ
( 私はS部長の上司という立場上そういった私情には触れる訳に行かず飽くまで伝聞に因む )
S部長の木星期が始まってまだ2年足らずだが
ダシャムシャは久々の平穏が味わえる「報恩の時」が巡ってきたらしく
5室支配で4室に住んで優美なラージャ・ヨーガになった木星は水瓶座であり
単純には「デスクトップPC( ≒水瓶座 )で総務の仕事に取り組む」という業務であったり
都度都度に本社へ訪ねてくる工場側の現行職責者との井戸端会議に花を咲かしたりと
冷暖房の効いた自社本部でほとんどワーケーション同然の働き方が実現できていた
( 4室には「机」という象意があり水瓶座はPCを意味するサインなので即ち事務職である )
私のこんな会社に残ってくれたことが今更とてもありがたく申し訳ないほどで
出来ればこの人事編成がもう少しばかり続いてほしかったと私自身も思う
あと半年もしない頃に
部長は木星期本格始動のアンタル土星期に入り
ダシャムシャで土星は木星のディスポジターで明確に絡むため
何かしらキャリアアップの機運にありつくはずである
( ナヴァムシャでも土星がアスペクトする木星は2室11室支配で「キャリア」の4室に住む )
無事な前途を祈るばかりだ
続いて
自社の従業員としては最も早くに検証の対象にしたマネージャーは
やはり以前と同じまま射手座がラーシのラグナで正しいと判断した
理由は
現在の主要なダシャーがコンジャンクトする配置が何室目になるかも含め
ご本人の家族構成で未確認事項があった( 実兄1名アリ )ことを鑑みても
以前の検証結果のままでも無理な解釈にならなかったことである
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「実兄を持つこと」を勘案し直すと
射手座ラグナのままでも9室に住む11室支配の金星にラグナから木星がアスペクトし
兄姉を持つ場合の所見として一つのパターンである「9室と11室の関わり」が出来ている
9室とは11室( 兄姉 )から11室目でその本質のハウスのため
両者が関わっただけでも兄か姉が在ることの証明になりうる
( 私自身ラーシの11室に2室9室支配の金星が住んでおり特に2室は「自分以外の家族」を指す )
マネージャーに実兄が在ったことの根拠となるその絡みは職業上の趣向も意味するらしく
伝え聞いたマネージャー本人の「希望する転職先」は何とトラック運転手とのことで
やはりラグナで猛烈に強いグル・チャンダラ・ヨーガの木星は「乗り物」の4室も支配し
その木星が9室目のアスペクトを与える位置にちょうど金星( ≒乗り物 )が住んでいる
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ナヴァムシャを乙女座ラグナとすると
11室支配の月が5室からアスペクトバックして兄の実在を指し示す
また乙女座ラグナであれば
実際に乙女座ラグナであるこの私と同じ配置が11室蟹座で起こり
即ち2室9室支配の金星が「兄姉」の11室に住んでいて
更には月がアスペクトバックして間違いなく兄を持つ所見となる
その5室対11室の相互アスペクトは惚れ惚れする理想の絡み方で
5室からのアスペクトバックを太陽( 10室の表示体 )と2室支配の金星が受け
5室11室軸が複数のダーナ・ヨーガで互いに強くなるために
私の自社で若くして店長となった過去を持つ
( 肝心な10室支配の水星は食品関係やサービス業も意味する水の星座の3室蠍座に住み
結果として食品工場である私の会社に20歳過ぎの頃から務めているのである )
今はアンタル・ダシャーが太陽期に入って2週間を経た頃だが
太陽と水星は5室目対9室目の位置関係となって時運が励起される途上にあり
ラグナロードで同時に10室も支配した水星が12室支配の太陽に影響されることは
「一旦は職業を改めなくてはならない」といった本人の状況を如実に示す
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ダシャムシャは
確実にラグナが正しいことが分かってしまう所見の悪さであり
8室( 失業 )でダシャーが完結したその凶相が実現する最中をマネージャーは歩んでいる
ダシャムシャのラグナロードの金星は
10室の本質たる7室からアスペクトバックし
バリバリと業務に精励してくれる気風の良さを醸しつつ
それは見事に蠍座( 水の星座 )で実際の立場と相違が無い
そして
「チーム」の4室から金星にアスペクトバックする火星はやはり店長としての職位を意味し
10室水瓶座で起きたガージャ・ケーサリはややキツいウパチャヤ同士のヨーガになり
4室の火星と相互アスペクトする所見が「マネジメント業務と格闘する」仕事ぶりを示す
ダシャムシャの水瓶座で吉意のヨーガが生じれば
結果的にチームワークを率いるリーダーになることが約束されているようだ
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月に土星が逆行位置からアスペクトバックして兄の存在を証明し
木星も月の11室目で定座して実兄の存在を重ねて説明するドレッカナは
3室6室支配になった水星が7室に住んで失業の時運を明示し
太陽とは絡まずとも月からでは5室8室支配で9室に住んで失業の時運を強調する
どちらにしろ別れの挨拶は
しっかりと考えなくてはならない
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それから
随分と試行錯誤したのは
私の自社で最後に職責者となった「遅れて来たルーキー」のK店長である
店長は上記のダシャーで私から現在の職位に任命されている
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ラグナを牡羊座に改めたラーシは
9室射手座でヴァルゴッタマの水星がアスペクトバックする猛烈な強さで
5室支配の太陽とダーナ・ヨーガを兼ねたスーリヤ・ブッダを繰り出し
それらのディスポジターは7室天秤座に住んだ9室12室支配の木星で
牡羊座ラグナでは傷つかなければ最高に強い生来的機能的吉星となる
3室と5室が生来的吉星同士の絡みで3室支配の水星が異常に強く
アスペクトバックされる3室双子座のラーフは土星に傷つけられるが
7室でラージャ・ヨーガになる木星もアスペクトしてバランスを持ち直し
3室5室9室の支配星が絡むことで「境遇の大きな進展」が起こったと言える時運だった
5室と9室の絡みは大体の場合に失業を指すが
ケンドラ・トリコーナで強ければ同時に立身出世にも通じるはずであり
7室に住むプラティアンタル・ダシャー・ロードの木星は機能的にも吉星で
「生来的吉星が7室に住むダラ・カーラカ」であることを考えると
それは店長から見たこの私であったり私の自社であったりするはずである
( 私のD60の天秤座にはラグナロードの木星とアートマ・カーラカの火星が住む )
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ナヴァムシャは絡みつつも配置が悪く
ヴァルゴッタマの水星とケンドラになった11室支配の太陽は
12室で土星とコンジャンクトしてしまう
しかし
よく考えると乙女座に機能的吉星の土星と共に太陽( 10室の表示体 )が住むのは
「職責者として裏方仕事に気心を割く」といったまめまめしい執務態度の現れであり
乙女座へ向け9室目のアスペクトを起こす木星も減衰していることから
やはり一枚も二枚も上手の「自己管理が徹底したサラリーマン」の風味がよく出ている
店長は元来そもそも職業運に恵まれず
様々な職を転々としてきた経歴について私も過去の検証で触れたが
ナヴァムシャを天秤座ラグナとすると7室に住む月が10室支配になり
そこへラグナロードの金星が8室に定座しながら逆行し
月が8室の象意を受けつつ金星自体もラグナにアスペクトバック出来てしまう
その絡み方からして「一つの職業が続かない」ことを説明しているし
金星が定座した8室の方はマラカの火星がコンジャンクトして更に凶兆が滲んでおり
火星が2室にアスペクトバックする影響で10室と同様に職業運も示す2室が逆に悪いのである
( ご本人から伺った限りでは「本当に暴力を振るう上司の居る会社に勤めていた」そうだ )
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ラグナが蠍座に改まったダシャムシャは
その当時やはり主要なダシャーがしっかり絡んでおり
10室の表示体としてダシャムシャで注意すべき太陽は見事に10室支配で7室に住む
ダシャムシャ自体が「10室の拡大図」となって働くため
そのラグナが水の星座であることは当然ながら食品関係の事業に携わる証拠であり
事実この私もダシャムシャは蠍座ラグナである
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エカダシャムシャのこのラグナの位置も
少し前までは「絶対に違う」と思っていたが
今現在の状況からしても
「もうすぐ一旦は退職する( させられる )」ことは事実であり
つまりダシャムシャ同様に蠍座ラグナになったD11で8室に定座した水星は
ケートゥのディスポジターとして定座するため
それが双子座であることを考えるとつまりこの私を意味していたのである
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しかし「転んでもただは起きぬ」のがK店長の誉れであり
今現在のダシャーはD11でもすこぶる良い座相を繰り出していて
水星にアスペクトしてくる木星はラーフのディスポジターであり
つまり2室8室と5室11室が絡んで水星が木星の吉意で守られるだけでなく
木星とコンジャンクトした太陽は10室にアスペクトバックする強さを誇る
木星を含む惑星集中が起きたのは水瓶座であり
最初に勤めたのがITサービスの会社だった店長は
カリカリと厳しく目ざとい山勘の確かさで
これからも力強く独立独歩していくことだろう
やはり
最後にはちゃんと私なりの謝意を詫びておかなければならない
そして
K店長と並んでまた大きくラグナが動いたのが
私の生まれ年には亡き父と共に働いてくれていた常務である
私がこのブログでかなり最初の方に常務の検証を書いてから少しして
常務にも実兄が在ったことが分かったため
その事実に応じてラグナ修正を掛けて行った結果
ラーシは蟹座ラグナになりナヴァムシャは天秤座ラグナとなった
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ラーシは蟹座をラグナとした場合
住む位置が12室目に改まった木星は逆行することで金星と星座交換し
つまり11室に金星が住んでいるように働く所見となる
月自体をラグナにしてもその星座交換はラグナ対8室11室であるため
兄や姉が在ることの証明になる
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ナヴァムシャでは11室支配の太陽がやはり9室に住むことになり
ヴァルゴッタマの木星がアスペクトバックしてまた更に強く働くことが
実兄を持つことの根拠だと言える
( 月からは当然ながら11室とその支配星に木星がアスペクトして矛盾なく証明できている )
また
天秤座をラグナとしたナヴァムシャの配置はマネージャーとも相似していて
4室から月が10室にアスペクトバックしてラーフがとても強くなることは
やはり私の自社で20年以上もの歳月を経て昇格し続け最後は役員になった経歴を説明する
インド本国で一応は「ナヴァムシャの本質のハウス」とも称される9室が惑星集中し
経年と共に大成した人物として一目置かれる晩熟の傾向を常務は持っている
端的には
9室双子座に惑星集中が起こることで双子座の人物から良い影響を受けたり
単純に常務自身が双子座的な性格を持った役員として一般従業員を指導する様子だが
双子座の人物に対して一種のカルマを持っていたからこそ
後に社長となったこの私に仕えてくれていた事実もやはり正しく説明できている
( 言うまでもないが私はD1の水星が10室でバドラ・ヨーガになりD9は双子座ラグナである )
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双子座の配置とそこから起こるアスペクトを確かめると面白く
太陽と木星が作るスーリヤ・グル・ヨーガを機能的吉意の土星が牽制するように働き
素朴に真面目に働いてくれている常務の性格を程よく表現している
双子座に土星が住めば獅子座と射手座と魚座にアスペクトが起こり
太陽と木星がそもそも土星とコンジャンクトしている常務は
ウパチャヤの3室6室11室が土星のプレッシャーを受けることから
本社の公休日である土曜日でさえ頼まれずとも必ず出社するほどである
ラグナが双子座に改まったダシャムシャは
10室魚座に惑星集中しまるで常務自身が経営者のような配置になり
以前に再検証してラグナが双子座になった私の自社のチャートと見事なシンクロがある
私の自社のラーシでは
10室魚座でスーリヤ・ブッダが起きて高揚の金星がラグナロードの水星をバンガし
月は2室に定座しているが常務のダシャムシャでもよく似た配置になっていて
常務のダシャムシャで月は土星と星座交換して月が定座したようになる
常務はかつて納品チームの一員として私の自社に入り
店長業務や遠方に所在する営業所の所長を務めたりして
確かにありとあらゆる辞令と信任に応えて来れた実績を誇り
即ちそれは2室対8室の星座交換であり土星は逆行せずに9室も支配する吉意がある
「カリスマの印」ともされる月対土星の絡みが2室8室軸で強いからこそ
実際には私以上に私の自社を熟知してくれている「生き字引」なのである
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ラーシでは意外にも10室が空室になっているが
ヨーガ・カーラカになった吉祥な火星は9室でダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガになり
それもやはりサービス業や飲食系事業のサインである魚座だ
単純に9室に住んだ惑星は「グル( ≒9室 )に相当する人物」を意味し
よく考えるとそれはつまり常務に入社面接で直に応対した私の父を指すらしい
亡父は多くの星々が逆行する重篤なカルマの持ち主で
ラグナでディグバラのマハープルシャになる木星は逆行の火星土星に傷つけられるが
木星自体は10室も支配した吉意の強いラグナロードであり
アスペクトするハウスを厚い吉意で保護するように働く
亡父の木星がアスペクトする5室蟹座はやはり惑星集中し
月と太陽が星座交換までして本来のラグナ以上に有意な所見を作っている
つまり蟹座の性格が強い相手と懇意になったり
気を許した相手の前ではつい蟹座的な性格が強く出たりするということである
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それはやはり亡父から見た常務が
「育て甲斐のある従業員」だったということだろうし
常務の9室魚座で亡父の表示体になった火星は
周囲の者が亡父に対し感じていた印象であり
逆行の火星土星が星座交換する影響で
普段は温厚でも一度怒ると反社の組頭のようになる父を
従業員らは火星的な人物として深く敬遠していたはずである
実際に亡父のアルーダ・ラグナは火のサインの射手座で
本来のラグナで定座した木星がジャイミニ式にアスペクトバックしたり
高揚した火星が逆行して来たり土星も逆行することでラグナからアスペクトしてくる
射手座の性格が強く火星的な気忙しさが伝わって来る性格で
それに加え月の方は星座交換して獅子座で定座したようになることから
男性的な火のサインの影響が根深く働くため
亡父と直に関わった方々のチャートでは火星が火のサインに住んでいて
それがラグナや月から見て7室や9室に位置することだろう
亡父は当ブログで最初に本格検証した相手だったが
結果的に常務が蟹座ラグナであることも類推できる根拠となった
*****
こうして久しぶりに父のチャートを覗くことになったが
改めて私の判断が正しかったと言える驚きの時運整合が見受けられた
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亡父のラーシでは
ラグナの木星が12室水瓶座に逆行して土星がディスポジターになったり
土星の方が木星に逆行して来たりして
現在のダシャーが絡んでいる
「職業」の10室も支配した木星が12室に逆行したり
木星に仮想的に絡む土星が「事業」の2室で星座交換して強くなりながら
ケートゥのディスポジターとして仮想的に定座する火星が影響しており
2室と10室が12室の凶意を強く受ける所見になっていて
亡父個人の時運が亡父の創業した自社の時運にもなって正しく働いている
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過去の検証で蟹座をラグナにしたナヴァムシャにおいても
6室9室支配で失業の表示体になった木星が5室( 失業 )から逆行し
4室天秤座からの仮想アスペクトを受ける土星は逆行すると木星と相対する
そして何より有意なのは
亡父のナヴァムシャは7室と12室が星座交換することであり
土星は逆行した位置でも7室8室対4室11室の星座交換になりマラカ同士の関わり合いを作る
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ダシャムシャも同様であり
7室( 10室の本質 )に住むマラカの土星が射手座と魚座にアスペクトし
間接的に凶意を受ける木星は「失業」の5室から逆行して土星と絡むことになる
客観的な事業運を診るダシャムシャで
凶星の土星に絡んだ木星が5室に住んだラグナロードなのだから
本当にカルマ的であり単なる偶然ではないと言える
ラグナ修正が正しければ
そのチャートは本人の死後も働き続けるというのは
この通り事実のようだ
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今まさに
一つの歴史が
終わっていく
記事の更新もあと何回可能かという所まで来た
来週前半までは
これまで通りに書けそうな話題があればUPしておきたい
以上
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