先月初旬に以前から話題になっていたベンチャー法人が正式に破産開始となった
食用コオロギの生産や商品開発に取り組んできた、徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」が11月7日、徳島地裁に破産手続きを申し立てた。
株式会社グリラス
代表者名
渡邉崇人
所在地
徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45番地56
設立年月日
2019年5月9日
事業内容
徳島大学発のコオロギの飼育・繁殖ノウハウ及び自動飼育技術を活用した、食用コオロギの高品質、安価、大量生産とコオロギ食品の原料・自社商品等の製造・販売ならびに高付加価値品種の開発
調べてみると簡単に創業年月日と所在地が分かったので
法人組織において慣例とされる「10:00」でチャート出力してみた
その配置の異様な悪さ
ダシャー云々以前に一目で分かるのは「余りにも運気の素地が悪過ぎる」ということである
ラグナロードの月が12室に住んでしまうのが最初の欠点で
その月は12室と10室の星座交換に巻き込まれて
10室の方でせっかくディグバラの高揚になった最上等の太陽は
12室の象意に影響されるだけでなく木星が4室に逆行して来て6室9室の象意を受ける
最早これでは倒産するのは時間の問題で
「早晩行き詰まる」を地で行く典型だったと言える
異常なほど配置の巡り合わせが悪く
申し訳ないがこの「㈱グリラス」は
本当に救えないほど不幸な凶兆の許に生まれた会社である
ナヴァムシャにおいても
ラーフが10室で高揚すること自体はとても良い所見だったのに
4室の側でラグナロードとコンジャンクトした土星は最悪な「逆行のマラカ」で
かなり強い凶意を高揚のラーフケートゥに浴びせて悪変させ
6室にアスペクトバックして恒常的に問題や障害が絶えないコンディションを作る
ダシャムシャはラーシと当然ながら矛盾しない所見が多数あって
10室支配で事業運を担う土星が5室( ≒事業の行き詰まり )でケートゥとコンジャンクトし
金星も重要な2室7室支配でビジネスの表示体となってケートゥに阻害され
5室へ向けラグナからは9室12室支配で逆行した木星が失業の表示体となってアスペクトする
( なお木星がアスペクトバックする9室には「10室の表示体」の太陽が住んでしまっている )
月が住む天秤座の側をラグナにして読み直しても
月の10室目に住んだ水星はまたも9室12室を支配し
月から5室目を支配する土星に逆行されて絡まれる
そしてその土星にアスペクトされる月自体も天秤座から見た10室目の支配星で
月と相対した木星は月から3室目6室目を支配して逆行し強く凶星化している
So defeated
「タイミングが悪い」というのにも程があると思える劣悪ぶりで
この事業に関わった者らは悪いカルマを払わなくてはならない立場だったらしい
6室的なカルマが実るトリムシャムシャは
見る者に感嘆の声を挙げさせる凶意が入り組んだ所見を誇る
即ち9室10室支配で最も良い吉星だった土星が6室で高揚してラーフ・ケートゥも凶星化させ
6室に逆行してくる木星も8室11室支配のマラカで10室支配の土星が執拗に傷つけられている
トドメの一撃はこの困難の分割図のラグナロードの金星が
わざわざ6室も支配してラグナにアスペクトバックすることだ
しかも金星とコンジャンクト木星はアートマ・カーラカで
金星も「事業運の表示体」のように働くアマティア・カーラカに当たる
イチイチ本当に配置が悪く
息をするように凶事が断続継続する様子である
コオロギの飼育は家畜と比べて、必要な餌や水の量、排出する温室効果ガスの量が圧倒的に少ない。今後、人口増加による世界的な食糧難が予想される中、コオロギは環境負荷の低いタンパク源と期待されている。
そこで、同校の食物科の生徒たちはコオロギを使ったメニューとして「グリラスかぼちゃコロッケ」を考案・調理し、在校生のうち希望者のみが実食した。
しかし翌年1月、この企画に対して突如批判が殺到した。きっかけは不明だが、グリラスがNTT東日本と共同で、食用コオロギの自動飼育を目指す実証実験を始めると発表した時期と重なる。メディアで大きく取り上げられ、注目を集めた結果、2カ月前の給食プロジェクトについて「グリラスは子どもに無理やりコオロギを食べさせた」といった誤った情報がネット上で独り歩きした。
デマは陰謀論と結びつき、さらに悪質化していった。
同法人の企業理念とその実践は一種の「SDG's」であり
何が理由で炎上状態を惹起したのか訳が分からない
この災難のヒントは「不可避な困難」のD8を一見して金星に見いだせた
この㈱グリラスにとっては
アマティア・カーラカの高揚した金星が良くも悪くも特別なヴァルゴッタマだからである
実利一筋の法人事業の命運はやはりD11におけるダシャーの絡み方であり
こちらでも金星はヴァルゴッタマで高揚しなおかつ木星がアスペクトバックすら起こす
ラグナが水瓶座であれば金星は強く吉祥なヨーガ・カーラカで
高揚して木星に庇護されること自体は最高に良かったはずだが
肝心の木星は逆行して2室11室を支配するために極めて強力なマラカになってしまう
そしてこのエカダシャムシャには「不幸な配置の妙」が起こっており
6室蟹座で高揚するマラカの木星にアスペクトして凶兆を促す土星は
逆行することで火星と星座交換し火星が3室に定座したようになる
そうなると今度は火星も木星にアスペクトし
高揚したマラカの木星は生来的凶星ばかりに悪意を注がれて全く吉意が残らない様子である
また
土星は牡牛座に住んで逆行して火星と星座交換し
牡羊座に伏在した火星は天秤座を仮想アスペクトで傷つけている
牡牛座と天秤座が火星土星に損なわれ
その火星土星に影響された木星から支配星の金星自体もアスペクトされて
凶意増悪のシナジーが完成しているのである
エカダシャムシャで9室( 11室の本質のハウス )を支配した金星が高揚するのは
本来ならば尊敬と親愛を集めて絶大な支持に預かる配置だったはずが
凶兆だけが働いてただ単に悪目立ちし袋叩きに遭う結果を意味していた
水瓶座で起こる凶星の星座交換は
早い話が「SNSで無実の非難と迫害を受け続ける」ことを強く指し示していたのである
改めてアシュタムシャを見直すと
ヴァルゴッタマの金星はこの凶意の分割図のラグナロードで
最上の吉意を備えたヨーガ・カーラカの土星をコンジャンクトして傷つけ
その配置に向けて3室蟹座でまた高揚したマラカの木星がアスペクトバックする
こちらでも木星は「高揚する逆行のマラカ」でラーフか何かのような悪意の表示体であり
カルマ的なほどに容赦の無い凶兆が溢れ漲る所見を作っている
食用コオロギの生産や商品開発に取り組んできた、徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」が11月7日、徳島地裁に破産手続きを申し立てた。
と破産の日時の記述がソースの文面に見受けられる
破産申し立ての翌日であり
実際の受理と破産の勘案が始まった当時のダシャーは
「ラーフ-月-金星-月-ケートゥ期」だった
最も基本のラーシは不思議な配置の絡み方でダシャーが貫通しており
星座交換でラーフとコンジャンクトした水星はそのまま月ともコンジャンクトし
月の10室目で高揚した金星は即ち月から見て5室12室支配で倒産を予兆させ
月と対向したケートゥのディスポジターは逆行位置で月にアスペクトする木星だ
木星が「物事の清算」を促すケートゥのディスポジターで
しかも6室9室支配なのだから無事で済むはずが無かったと言える
( 木星は逆行すると金星と星座交換してしまいそれは5室対9室で完全に失業を意味する )
ナヴァムシャはラーフと月が絡んだ以外は不完全だった
ダシャムシャはプラティアンタル・ダシャーまで時運が通貫しており
時運判断の基本定義を十分に満たしていたためダシャーが具現化するタイミングで
つまりラグナと月の両方から見て5室に住んだり5室支配だったりした土星が
事業運で最悪な「10室から8室目」の5室の象意を顕現させてしまう頃だった
失意の不幸を体現すべきD8はダシャムシャ同様に「ラーフ-月-金星期」まで時運が通り
土星が逆行してラーフの位置で定座しながら月にアスペクトし金星は月の5室目で高揚する
月から見て7室12室支配の金星は「失業( 倒産 )」の5室で高揚し
コンジャンクトした土星が3室4室支配のマラカになる劣悪さである
ケートゥのディスポジターに当たる太陽は月の真後ろに住んで絡まないが
即ち月から見て10室を支配した「10室の表示体」が12室目で減衰していて
むしろ十分に命運が尽きた様子を写実していた
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今回の投稿で私は思わず自社のラーシを振り返ってみたが
やはり月から見た金星の配置が全く同じであり
しかも自社のラグナだった双子座からでは5室12室支配で高揚することまで同じだった
私は「月-金星-火星期」に自社を倒産させてしまった
事業経営においては
金星が10室を支配せずまた10室にも住まないで2室や6室に住んで強くなった方が
従業員確保や資金調達で困らないということである
ケンドラやトリコーナに金星が位置して定座高揚してしまうと
むしろ事業運が一旦は極端に発展してからただ単にその運が尽きていく
金星は一時的な恩恵と含み益をもたらすだけであり一過性の吉事でしかない
やはり太陽や木星や水星( または火星 )などがケンドラで強い方が長期的には正しいのである
創業日時は慎重に選ぶべきだが
その意思が与える結果が如実なカルマであることもまた真実と言う外ない
成就は一日にしてならず
以上
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