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執筆者の写真鹿村文助

何故か結婚できる人-元迷惑系youtuberへずまりゅうの場合-

更新日:2022年12月13日






つい最近になりそこまで興味の無かった某有名人が婚約を公表したので不覚にも驚いた






途方もなく悪名高いカオス(混沌)の申し子同然のあの「へずまりゅう」が結婚したというのだ



コロナ禍だろうとマスクもせず悪ふざけして逮捕されたのは一昨年のことで記憶に新しい



私の個人的な感情も含めて世間の大人達は驚きつつ呆れ半分だろう

またYoutuberのような博打を地で行く生き様に憧れる10代を余計に刺激してしまう話題だ



へずまがどれだけの悪行三昧を重ねたかはもう説明が要らないとも思う

ネットで簡単にその所業を調べただけでも鼻で笑ってしまうほど酷い



凡百の前科者の中でも上級に類される6回の逮捕歴を誇る





これだけ反社的な素質を生まれ持っていたへずまが何故この時局に結婚出来てしまったか

それは私のみならず他の分野で占術を実践する有識者にとって格好の材料である



粗暴なだけの本物の “ スジモノ ” であればその孤高の流儀に惚れ込む女性が必ず現れるが

へずまの場合は単にいたずら好きの子供がフザケて見せているかのようで格が劣るのである



「落伍者」の烙印を自ら洗練させダメ人間の看板を背負って歩くへずまが婚約したという事実

これだけ十分な逸材である彼は確かにレクティファイするには丁度良い手合いの一人だ



これまでのへずまの【悪タレぶり】を考慮しながら選考したチャートが以下の通りである











ダシャムシャは特にへずまにとって定職と言えるyoutuber活動を示せていなければならず

「14:09:26」以前の出生であればラグナは魚座でナヴァムシャの方のラグナも変わらないが

その場合はラグナロードの木星が5室で高揚して定座の土星と対向してしまい

6室支配になった太陽も10室に住んで凶意のアスペクトを受けないため

ボランティア活動に熱心な篤志家の相が出来ることになり本人の素性とは全くそぐわない



牡羊座ラグナに改めるとラグナロードの火星が「SNS・ネット活動」の11室水瓶座に住み

ダシャムシャの本質の10室ではシャシャ・ヨーガが生じへずま本人をよく表意できている

ラグナロードと10室の支配星が頑健な配置で両方が生来的凶星であることが決定打となった



まずラーシ・ナヴァムシャについての根拠だが

言うまでもなくラーシの6室(争い・暴力・犯罪)で定座する土星が撒き散らす悪意だ





その頃のダシャーは当然「土星-火星期」である





6室で定座した土星から見た6室は11室でそこに住んだ火星はそもそも6室の表示体である



11室は「暴力」の6室から6室目でその本質に当たるハウスで

そこに暴力の表示体でもある火星が住んでケートゥがコンジャンクションしている



ケートゥ自体も火星と似たような星として働くので

火星とケートゥの絡み自体が明確な意図に基づく争いと暴力を促す配置になってしまう

(ただしその絡みが3室や5室や9室で起きていれば非常に優れた繊細な感性を意味する)



11室というのは評価と名誉のハウスであり

火星・土星が住むと生真面目過ぎて人から嫌われるような性格を作る配置だが

そこにケートゥが加わると11室の象意が完全に否定されてしまうようになるため

逆に社会生活に支障を来すほどの異常な言動を見せる人物を指すことになる



定座の土星に対向する木星はダシャーラグナのその山羊座から数えると機能的凶星で

土星は3室目のアスペクトを減衰の水星に与えて傷つけていて

高揚の木星が減衰の水星をアスペクトしつつも土星が傷つけた結果

理性や社会性を担う水星が6室と8室の象意を同時に受けてへずまは罪を犯したのである



またこのダシャーには絡んで来ないが

本来のへずま本人を指すラグナロードの太陽は土星から見て8室を支配して4室で高揚する



太陽や土星は公的な警察権力や法的な拘束力を意味するが

この時のへずまの時運では太陽が8室を支配し4室で高揚しており即ち拘置所を指している



(この動画の5分秒45頃から問題の一部始終が観られますので自己責任でお願いします)



本当に「少しでも目立ちたい」youtuberの暗黒面をそのまま実演して見せているかのようだ

ただただ意中の相手をひたすら煽って大騒ぎしたがる狂騒感情が剥き出しにされている



へずまのラーシの5室射手座に住むラーフだけで端的にその性格を説明できるが

ディスポジターの木星はあろうことか12室で高揚してしまうのである

そしてその木星は対向から定座した6室支配の土星と相互アスペクトしている



獅子座ラグナでは木星が5室と8室を支配する

即ち6室と8室の絡みが6室12室の軸で出来上がっている

だからへずまはわざわざ分かっていながら間違った言動を見せたと言える



逮捕拘留を経験しながら軽い処置で済んだのも定座の土星に高揚木星が対向するからだ



ひたすら破天荒な人生を実演して見せるへずまだが木星が高揚してしまうあたり

不思議なカルマを生まれ持った男であるらしい



しかしその木星の恩恵を完全に打ち消すような来歴が当然このへずまには隠されていた

上述したようにこれが人生初の逮捕ではないというのである





2017年10月18日に母校の大学に侵入しレスリングシューズを盗んだ罪で逮捕されている



「土星-金星期」の最終盤の頃である



土星はそもそも「衝動」の6室で定座し金星は土星から6室目に住んでいる



ラーシの6室で凶星が定座するのはありのままの悪意が発露する配置であり

山羊座ラグナから6室目に5室の支配星が住むのも間違った目的意識で行動を起こす所見だ

火星も11室から土星にアスペクトし悪癖をムズムズと疼かせるコンディションである



前々回投稿した洞窟おじさんのレクティファイでも証明できた所見だが

6室で定座した生来的凶星のダシャーは6室が「泥棒」を意味しそうした経験が時々に現れる



ナヴァムシャで土星は減衰し6室支配の火星は7室支配の金星と星座交換し太陽と絡む



ナヴァムシャではより明確にその経験が指示されていて

3室4室支配で機能的凶星の土星が6室で減衰することで犯罪者の様相を濃厚に示せているし

土星をラグナにするとラグナ対7室や2室対8室の星座交換が起こり

土星から見て12室支配の木星が土星と対向するので逮捕拘留の経験を指しているのである

(土星がラグナになると土星の持つ10室の象意と木星の持つ12室の象意とが対向して絡む)



その後にスーパーで刺身のパックを会計せずその場で食べてしまった例の事件は

「土星-火星-ラーフ期」に起きており上述した事件後のやっと3週間後である



その後にへずまが結婚できてしまうのは確かに不思議なことだ





へずまがこのほど婚約した相手というのは

「しいちゃん」と称されるかなり個性的な女性である








このように個人情報がある程度まで出揃っているのでレクティファイを試みてみる









彼女の現在のダシャーは「ラーフ-月-木星期」とのことだが

ラーシでラグナに住んだ木星はラーフのディスポジターであり

ラグナロードの月は11室牡牛座で高揚している



ラグナは7室から7室目でその本質となるハウスとなり7室と同じく結婚を意味する部屋だ

ラグナロードが高揚したりラーフが衝動的で自分本位な言動を意味する結婚の表示体で

木星はまさにそのラーフのディスポジターとなってラグナで高揚するため

彼女は不意にへずまをパートナーとして選んだようである



ネットでこの婚約の経緯を確かめるに

へずまが今年2月頃から新宿区歌舞伎町でホストデビューを果たすことになり

以前からへずまのファンでもあった彼女が客として通い詰めて

へずまの友人がホストとしての彼の様子をyoutubeで伝える動画にも出演し

彼女の方からへずまにプロポーズを仕掛けた上に800万円を貢いだというのである







今一度へずまのラーシを見ると納得が行く



ダシャーラグナから見た7室では木星が高揚しそれは本来のラグナから見た8室の支配星だ



へずまの直近のダシャーは「土星-ラーフ-土星期」であり

ラーフのディスポジターの木星は本来のラグナから見て8室を支配して12室で高揚する



ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガでありつつ最良な生来的吉星なので強い吉意の経験となる

(参考に挙げたまとめサイトに記述があるがへずまは富裕な成功者の家に度々居候している)



山羊座ラグナで7室に住んだ木星は3室12室支配で

「夜中に家の外で関わる相手」という所見で

それだけでも今回の出逢いを説明できるが

山羊座から3室目には水星が住み

本来のラグナから見て2室11室支配で8室に住んで減衰する



山羊座ラグナで水星は6室を支配し

6室の支配星は難敵と言える相手を意味して

それが逆に3室で減衰して「格下の相手」に変わる



その減衰した水星に蟹座から高揚した木星がアスペクトして若干のニーチャ・バンガが働く

8室で減衰した惑星にディスポジターが高揚のアスペクトを与えるので「貢がれる」のである





なお更に有意な所見と言えるのは

そもそもナヴァムシャのラグナには7室支配の金星が住んで星座交換し

それが土星から見ても2室8室軸で起こる情熱的なスピード婚の所見を映すからだ

(また土星がラグナになると木星はラーフが住んだ9室支配で土星と対向している)



ダシャーラグナと木星が対向し2室と8室が星座交換するので

へずまは実に800万円もの大金を貢がれたのである



一方で妻の方はといえば



D9ではラーフのディスポジターの火星と本来の7室支配の月に木星がアスペクトする



7室支配の月は牡羊座でラグナロードの減衰した土星とコンジャンクションし

3室12室支配の木星が対向してくる配置が「ホストになったへずまに貢ぐ」様子を指す

繰り返しになるが3室12室の両方を吉星が支配すると「真夜中に出会う相手」を意味する



この配置でラグナロードの土星は2室(私財)を支配して12室支配の木星と対向し

その土星が減衰してしまうことで木星の吉意に呑まれてしまうと言える

(ラーフのディスポジターの火星から見ても2室を支配するのは月で土星は減衰し理性を失う)



婚約者の「しいちゃん」は特にラグナロードが減衰して7室支配の月とコンジャンクションし

対向7室から生来的に大吉星の木星が保護のアスペクトを与えてくるために

「ラーフ-月-木星期」に本人が理想とする異性のへずまに「凸撃する」ように求婚したのである

(10室天秤座の木星はダシャーラグナのラーフのディスポジターの火星にもアスペクトする)



ナヴァムシャではラーフのディスポジターは火星であり

その火星がラグナになると木星は7室の支配星で木星と対向した土星は8室の支配星になる

若年期にラーフがマハーダシャーとなると結婚できてしまう人も少なくないが

この「しいちゃん」はナヴァムシャでラーフの配置が有意に働いた好例であると言える



7室のアルーダ・パダは支配星が定座して動かず5室のアルーダ・パダも山羊座である



「熊みたいな人が好き」という彼女の恋愛の趣向は5室7室のアルーダ・パダから説明できる

土星の表象が強く働くため極端に男性的なジェンダーのドッシリとした相手を好むのである



また牡牛座で彼女のラグナロードとコンジャンクションした太陽はダラ・カーラカで

まさしく結婚相手となったへずまのラグナロードに当たる



しかし牡牛座のその所見は新月でもあり

彼女は精神的に相当な脆さを生まれ持った性格のため

へずまの友人が彼女の素性を軽く揶揄しただけで鬱症状が出てしまったようである






二 人 の 今 後 に つ い て




ではこの共依存気味な二人の結婚生活がどれだけ続くかである



土星期の次の水星期はパラーシャラの例外則になりナヴァムシャの5室でヴァルゴッタマだ



へずまのナヴァムシャは蠍座ラグナであり水星が劣悪な機能的凶星だが5室で減衰する

それがヴァルゴッタマになり9室支配の月とコンジャンクトしてアスペクトを受けないため

かなり良い平穏な結婚生活が続くように思われる



妻の方も同様にラーフ期の次の木星期はラグナで高揚した生来的吉星で不幸ではなさそうだ



木星が6室を支配してしまい対向した7室山羊座のシャシャ・ヨーガの土星は8室を支配する


概して本当に平和な生活かと言えばそれは嘘になるが

ラグナで高揚した木星を生まれ持つ女性は基本的にパートナーから厚い恩恵を受けるはずだ



へずまはラーシで5室に住んだラーフのディスポジターの木星が12室で高揚し

同い年のしいちゃんもラーフ期で木星は9室を支配してラグナで高揚している



今回のレクティファイが正しければ遅くないうちにこの二人は子宝に恵まれることになる



水瓶座時代の突然変異的な世代相を背負った二人に今後も注目すべきだろう



以上

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