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執筆者の写真鹿村文助

何故か結婚できる人-元有名2世タレント坂口杏里の場合-

更新日:2022年6月28日





2週間と少し前の6月8日に元タレントの坂口杏里氏が結婚したことを公表した



この彼女もまたここ数年来の紆余曲折ぶりから違う意味で「有名人」になってしまった方だ





一応の確認のために彼女のプロフィールを振り返ると──




1991年3月3日、東京都に生まれる。成城学園初等学校、成城学園中学校、堀越高等学校卒業。高校の同級生には女優の福田沙紀、蓮佛美沙子がいる。
母は女優の坂口良子、実父は元不動産会社社長の田山恒彦、継父はプロゴルファーの尾崎健夫で、兄がいる。両親は1994年に離婚。
母・坂口良子と母子でテレビのバラエティー番組に出演するなど、2世タレントとして活動した。


彼女は女優・坂口良子を実母に持つ2世タレントだが

その母親が2013年3月末に早逝してしまったことが相当に心身を患わせたらしく

その後の人間的な変遷は説明があまり要らないように思う




流行りの芸人・バイキング小峠氏と交際したかと思えば半年で破局し

その後は当時所属の芸能事務所にも自身の意向を詳しく説明せず自主的に同事務所を退所し

キャバクラでホステスとして働きつつ自らもホストクラブの常連客になってしまったりと

成り行き任せな放蕩が祟って生活が窮乏し

最後は2,000万円まで膨らんだ借入返済のためにアダルトビデオに出演する末路を辿った


一見して「恵まれ過ぎた境遇から未熟なまま転落人生を演じた」典型的パターンの “ 2世 ” だ


しかし母親である良子氏の人生遍歴を伺うとその不穏な影が娘の杏里氏に覆い被さっている




杏里氏の実父に当たる田山恒彦なる不動産事業者が何とも悪辣な人物だったようで

高校生の頃から芸能人だった世間知らずな妻(良子氏)を巧みに誑かして

実に40億円もの借入の連帯保証人にさせたのである


私自身の生家も経営者だった亡父に代わって母が途方もない金額の借入を作ってきたが

さすがにこの規模には及ばない

父のような訳の分からない男の妻になった母も知識不足な主婦のまま筆頭株主となり

家に帰ると悲壮な表情でこの生活を嘆いていたのを見て

私は鬱病が治り切らないままであっても仕方がない思いで今ある立場へと落ち着いたものだ


肉親の父ですら杏里氏にとっては敵同然というべき相手だった過去がある

実父の田山は良子氏と1994年に成婚後8年で離婚している


離婚当時に本人はやっと3歳程度であり物心もあるかどうかで母子家庭になった

心の置き所が私生活にもあまりないようなまま

杏里氏は芸能人の子供という立場で勘違いされがちなまま成人しなければならなかった



明らかに芸能界という良くも悪くも非常識な夢の集い場には不向きな生い立ちである


その唯一の味方だった肉親の母が病死してしまってからというもの

彼女の人生はただの消化試合のようになってしまったと考えるべきだ


そんな杏里氏の境遇を鑑みてレクティファイした結果が以下の通りである











2014年、映画『ハニー・フラッパーズ』で映画初主演。2015年6月、六三四第壱回本公演『刀神姫抄-TOUZINKIISHO-』で舞台にも挑戦した。

上記の時運が重要である

やはり「ラーフ-金星期」でありラーシでは7室で土星が定座してラーフがコンジャンクトし

その土星がアスペクトする9室では11室支配の金星が高揚して月から見ても7室目に位置する


ナヴァムシャはラーフが10室の本質たる7室に住み

ディスポジターの土星は「不意な転機」の8室に在って金星とはケンドラの位置関係になる

また金星は本来のラグナから見て3室10室支配で紛うことなき芸能の表示体であり

5室射手座に住んで物事の始まりを意味すると共に3室から3室目でラージャ・ヨーガとなる



ダシャムシャもラーフとディスポジターの金星はラグナと7室で対向した配置で文句なしだ 7室は10室の本質であり7室の支配星がラグナに住みダシャー同士で絡んで転機の時である


「ラーフ-金星期」は古典では栄転や結婚を意味する願望成就が実る時運とされる

やはり彼女もこのタイミングで本格的に芸能人として一本立ちを果たした結果だった



家 庭 内 の 不 和 と 病 的 な 「 自 分 不 全 」





ご覧の通り「月-太陽期」の中頃に杏里氏の両親は離婚している



「母親」の4室から見て月は「喪失」の12室に住み「別離」の11室支配の太陽がアスペクトを返す


母の良子氏にとっては心持ち(月)が上の空になっている頃で

本来なら「独立」の象意が有る11室はこの時に「喧嘩別れ」といった経験をもたらしたと読める


月は単純に母親を指し太陽は父親を意味する

月から見た太陽が6室に住んでいる時点で両親が離婚するしかない状況を模していたようだ


月をラグナにすると太陽はまさに12室支配で「対立」の6室に住んだヴィーパリータとなり

月から数えた4室射手座を母のラグナにすると

良子氏を指す木星が8室目で高揚してしまったままケートゥとコンジャンクションしている


8室は「結婚生活」のハウスでそこにラーフやケートゥが住むと激しい仲違いを暗示する

ラーフが住めば独りよがりな情念で婚約相手からいいように操られてしまい

ケートゥが住めば逆に他人行儀の淡泊な相手に自分が愛想を尽かすことになる


良子氏はかつての夫・田山との婚約で物質的に相当な幸福を得られたが

精神的には全くすれ違ったままの私生活を続けていたのである



ナヴァムシャでは母親を意味する月が「別離」の11室に住み父親を指す太陽が8室に住む



月と太陽は絡んだ位置関係なのだが即ち8室と11室で悪意のハウス同士である

だから良子氏は離婚せざるを得なかった頃合いに置かれていた


杏里氏自身を指すラーシのラグナでは大吉星の木星が高揚してはいても

それは6室と9室を同時に支配してケートゥが伴う木星だ



ケートゥは12室の表示体であり「裏切り・失意」の経験を意味している

6室の象意をケートゥが否定するように働くので父親(9室)が生家を出て行ったのである


杏里氏にとって実父はとにかく訳が分からない敵(6室)のような相手のまま去って行った



ナヴァムシャでは月の7室目10室目に多くの星々が住むがラーシでは金星しか住んでいない


ラーシの土星が月にアスペクトしないから良かったものの

その土星は月から見て5室6室支配で定座しラーフが妄想観念を焚きつけてしまう


土星の対向には月から見て4室7室支配の木星が高揚しながらケートゥと同居する


実際は人生に支障がある訳でもないのに内向的で孤独が癒しになってしまい気味な性格で

そのぎこちない生き様を見た年長者らが彼女の扱いを次第に面倒がってしまう様子だ


他方で金星も高揚するが月と対向するその金星は月から見て2室9室支配の機能的吉星で

本来のラグナからは4室11室支配で9室に住んでいる


月は杏里氏のラグナロードであり本来のラグナから11室目で火星が5室にアスペクトを返し

月と対向する9室は11室から11室目でその本質であるため杏里氏には兄が在る


つまり金星は本来のラグナから見て実母と実兄の両方を指すのだが

6室支配の木星がアスペクトしたり7室8室支配でマラカ同然の土星がアスペクトしてしまう


ただでさえラーシの月はケマドルマであるのに年を経るほど家族仲が険悪になる所見である


おそらくそれが彼女の今生での不幸の源泉だろう

金星が月と向かい合うのでケマドルマはバンガされるが

その金星が傷つくため「自分不全」が徐々に強まっていくことになる

(このような不穏なエピソードもあったらしい)


そして2013年3月27日に母の良子氏が「横行結腸癌」で肺炎を併発した後に逝去した


「ラーフ-金星期」の序盤そのものという頃だった



土星はラーフとコンジャンクトしたマハープルシャになりマラカの象意を金星に与える


ラーフ期というのはそのディスポジターの配置の良し悪しで決まる時運だが

ラーシでは土星が7室でシャシャ・ヨーガになってラーフがドーピング的影響を与える


その土星がアスペクトする金星は4室を支配するため母親が病魔と闘い敗れた事実を指す

本来のラグナから見た4室天秤座を支配する金星(=母)は「傷病」の6室で高揚していた



(「母親」の4室をラグナにすると

山羊座の4室(胸部・肺臓)でラーフと土星がコンジャンクトし

肺に劇症的な病変が起こることを意味し

母の良子氏を指す金星が住む6室は身体部位で「大腸・小腸」を指す)



こうした悲しみの最中に主演映画を撮影していたのだから波乱万丈である

気丈にその務めを果たしたのだから彼女の奮闘ぶりには敬服する

(おそらくラグナで高揚する9室支配の木星が彼女を奮起させていたようだ)


しかしほぼ唯一の心の支えだった母の死を受け入れられず

その後の彼女はわずか数年で生きる意味を見失い自己破滅型の人生を演じるようになる



退 に恐 ラー -


2016年3月末、自らの申し出により所属事務所のアヴィラを退社したが、事務所側はこのときに坂口の後の活動方針については聞かされていなかったとのこと。


彼女が事務所を辞めてしまった当時は「ラーフ-太陽期」だった



D10で太陽はラーフと絡みを持たず「物事の途絶」を与える5室定座で土星がアスペクトする


太陽はダシャムシャで悪い影響がある5室を支配してそのまま定座し

月から見た10室目に位置し月とコンジャンクトした土星が「中断」の象意をもたらしている


杏里氏はダシャムシャにやはりとても悪い配置が多数あり

月をラグナにするとマラカの土星がコンジャンクトしラグナロードの火星は9室で減衰する


月とコンジャンクトした土星はそもそもラグナから見た10室の支配星で8室に住んでしまう


また3室で逆行している木星は9室(10室を失うハウス)を支配して2室に住むようになり

月から見て5室(10室から8室目で職業の途絶をもたらす)を支配して月と対向位置に伏在する


あまりにハンディキャップを多く含んでいて職業運が全く無いことが分かる


芸能事務所の自主退所から3年3ヶ月後には木星期が始まるが

ダシャムシャで木星が月からは5室支配でラグナからは9室を支配しているだけでなく

ラーシではまた6室(10室の本質である7室を失うハウス)と9室を支配しラグナに住んでいる



その木星には12室の表示体のケートゥがコンジャンクトするのだから筋金入りと言ってよい



ケートゥとコンジャンクトした惑星がマハーダシャーになると

おそらくそれはケートゥ期にようにも働く時局が少なからずあるようで

結果的に杏里氏は空虚な心の内を満たすべくホスト通いを絶えず続け散財し切ったのである


金欠を意味するケートゥ期の経験が木星期で起きてしまったのは

対向の7室で8室も支配した土星がラーフを伴ったシャシャ・ヨーガになるからだ



また8室で生じるスーリヤ・ブッダは2室支配の太陽と12室支配の水星の絡みで散財を促す


蟹座ラグナにとって水瓶座は8室的な普通ではないコミュニティを意味し不似合いな場所だ

むしろそこでスーリヤ・ブッダが起こり太陽がアスペクトバックするので

何故か杏里氏には居心地が段々と良くなるような隠れ家的な遊び場である

(水星も12室を支配して8室に住んでヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガを繰り出す)



そしてラーフ期が終わりかけていた「ラーフ-月期」の頃に

察するにラーシのラグナ対7室の配置がダシャーチッドラで影響したような事実がある


2017年4月18日、知人のホスト男性から現金3万円を脅しとろうとしたとして恐喝未遂容疑で逮捕された。東京地検の勾留請求が却下され、4月21日に釈放。6月8日、不起訴処分となった。


月の5室目に定座し6室も支配した土星が

対向した4室7室支配で機能的凶星の木星と影響し合った結果だ


6室の象意が凶星で実現するとそれは一方的な暴力や窃盗行為などの悪事となる


タイミングはズレてしまったが逮捕から約1週間後にはその所業を指示するダシャーが来る





またこの時から約2年4ヶ月後の2019年8月28日には

私的交際のあったホストの男性宅に詰め寄って押し入ろうとし再び逮捕されている






やっと木星期に入ったばかりの頃だった



ラグナ対7室は説明不要な不法行為の所見である


この事件時に杏里氏が男性宅に押し入るのを男性側は必死に防御しドアを開閉したため

指を何度か挟まれて杏里氏は大変な怪我を負っている

ラグナに住んだ高揚の木星は逆行することで12室から8室に住む水星にアスペクトを起こし

その水星は3室支配で「手指」の象意を持つため「負傷」の6室の経験が指に生じたと読める


その後は新宿歌舞伎町で夜の仕事を転々とし

真偽のほどが定かではないが薬物服用の疑惑すら生じてしまった



(当時に彼女を雇っていたキャバクラの店長が撮影した動画)




これほどまでに人生の地図が読めずわざわざ自分から迷子になっている彼女

世間はやはり同情心と呆れが相半ばしている複雑な思いで彼女を見つめていた


表社会から「過去形」にされたそんな坂口杏里が結婚できたのはこれまた驚くことだった


一体この彼女を選ぶパートナーとはどういった人物か

婚約発表の報せを知って多くの方が不思議な感慨に浸ったことだろう



トランスジェンダーのホストで格闘家でもある福島進一という男性(元女性)である


進一氏は幼少の頃には自分の性自認を男だと思っていたとのこと





10年前には渋谷や新宿周辺でよく見られた「LDH」系なルックスはお世辞抜きで男性に見える





こうした彼のバイオグラフィーに従ったチャート検証は容易ではなかったが

おそらく以下の通りである







LGBTが生まれ持つ所見とは

性別が未分化な年少者を指す水星と逆にジェンダーを捨象できるほど老齢な土星の関わりだ


ヨーガ・カーラカの土星が逆行位置から11室の水星にアスペクトし4室にもアスペクトする


2室から2室目でその本質になる3室に逆行土星が住むのは「自分らしさに苦悩する」配置で

5室を支配した吉意ある土星が11室に住む9室支配の水星に逆行位置からアスペクトを起こし

両者が良い意味で性的な情緒と距離を置いた強い理性の表示体となって働くことになる


またその絡み合いは月をラグナにしても全く同じになる奇跡的な偶然に恵まれている

牡牛座ラグナでは水星が5室を支配し土星は9室10室支配で最良のヨーガ・カーラカである





また星座でトランスジェンダーを意味するのは双子座や水瓶座とされる

(天秤座は女性惑星の金星が支配するので中性惑星の水星土星とは性質が異なる)


進一氏のナヴァムシャは2室(自分の容姿・声)を月が支配して9室水瓶座に住む

対向した3室では星座交換した木星や機能的にも吉星の良好な金星が月を守護する


一方で水星土星はダイレクトに「苦闘・支障」の6室でコンジャンクションし

高揚したケートゥが伴って深い無意識の中でラグナや4室が8室的混迷感を帯び続け

最後には「自分は自分でいいんだ」と9室的な達観へと辿り着く様子である


また彼がホストとして店長を務めているのは

職業の表示体の太陽が水の星座で金星が高揚する魚座に住んで実際に金星と絡むからだ

魚座は飲食業系のサービスを指した星座で金星が強くなるため「リキュール」の比喩になる


10室の表示体たる太陽が実際に10室で木星と星座交換し旺盛に働く「リーダー」の所見である

だから彼は夜の世界に身を置きながら人望にも恵まれた




とあるが


彼が9歳(小学校3年)の頃に両親が離婚していたらしく当時のダシャーは「月-水星期」だった




月から見て2室支配で4室に住む水星に逆行土星が生来的凶意を与える


土星は逆行してしまうことで機能的な吉意以上に生来的凶意が優り

進一氏の家庭生活に途絶を与えたようである



また

19歳の頃からホルモン注射で性転換の治療を始めた」とする頃は

「火星ー太陽期」の時運に当たる


火星がアスペクトする惑星集中の蟹座ではラグナロードと月が星座交換も起こす

蟹座に住む木星は3室を支配して高揚しケートゥもコンジャンクションしており

おそらくは善良で有能な優れたグル(≒医師)の処置を受けられた所見になっている


火星は「刃物・メス」の象意があり7室で定座したルチャカ・ヨーガで

やはり蟹座にアスペクトすることで進一氏の身体に施術を行う医師を指すようである

(惑星集中が起こった星座はもう一つのラグナのように働き「身体」の象意を持ちうる)


ラグナロードの金星(≒肉体全身)と月(≒メンタル)が星座交換し

そこに3室支配の木星と医療行為やメスの表示体になる火星・ケートゥが絡んで

ホルモン注射や更に進んだ性転換のための施術を示唆する配置が出来ている


進一氏は戸籍と名前が女性のまま男性が務めるような肉体労働に従事し続け

そして25歳で正式に性別適合手術を決意した



ナヴァムシャで土星はラーフとディスポジターの金星の両方にアスペクトする



ラーシでは4室のラーフにディスポジターの土星がアスペクトバックして秘めた意思が実り

ナヴァムシャでは12室で高揚して強く燻ぶっていた悲願が叶えられるかのような所見である

(ラーシでは「外見上の特徴」を指す2室に火星がアスペクトバックし土星はそこへ逆行する)


なお進一氏は親御さんの再婚した相手との間に生まれた弟妹も含めて7人もの兄弟を持つが

それはどのように配置で示されるかと言えば

やはりラーシで蟹座に起きた惑星集中が3室と11室の支配星を含んで3室支配の木星が高揚し

惑星集中に含まれる金星は月と星座交換している配置だ


それは月自体をラグナにするとラグナと3室(弟妹)の星座交換になり

本来のラグナから見た3室支配の木星も月から見て11室(兄姉)を支配してアスペクトバックし

月や木星や金星が兄弟姉妹を意味する表示体となって賑やかな吉意を醸すため

進一氏は純粋に血縁ではない弟妹であれとても仲睦まじいのである



蟹座はありのままの裸の心を指す星座であり惑星集中が起こると純真な人情を与える


なお進一氏のラーシを天秤座ラグナとした大きな根拠の一つには

母親が「アメリカ人とフィリピン人のハーフ」という事実で

天秤座がラグナになると「母親」の4室に外国人を意味するラーフが住み

ディスポジターの土星が逆行位置からアスペクトバック出来るからでもあった



そんな彼がホスト業界に心機一転したのは実に28歳という遅い年齢でありやはり興味深い



進一氏がなぜ歌舞伎町デビューしたかであるが

氏の実姉が性転換後の氏を一目見て「あんた、絶対に夜だよ」と素質を見抜いたのが由来だ





氏のラーシの11室には9室支配の水星が住んでそれは月から見て2室支配の4室在住であり

獅子座らしい堂々たる風格の実姉を持つ所見になっている



まさにラーフと水星が絡んだ「ラーフ-水星期」のことだった


その水星には土星が逆行した蠍座からアスペクトしており

土星がラーフの住む山羊座にもアスペクトバックするアンタルダシャーの時期に

実際に進一氏はホストとして業界入りしたのである

彼が業界でたった数年の職歴のまま店長に栄転していったのは水星が11室在住だからだ


(実際には

「ラーフ-水星期」の後の「ラーフーケートゥ期」はケートゥがダシャムシャのラグナに住んで

8室に住んだラグナロードの月がディスポジターの7室(10室の本質)も支配する土星と対向し

アンタルダシャーがケートゥでありながら立身出世の叶った所見が有るためだ)



杏 里 氏 と の 出 会 い と 結 婚 ま で の 展 開


進一氏と杏里氏の出会いはもちろん同じ歌舞伎町で杏里氏が客として知り合ったからである

(2020年頃とのことらしい)

2020年時点では

杏里氏は木星期に入ったばかりで「木星-土星期」に向かう途上にあり

進一氏は「ラーフ-ケートゥ期」から「ラーフ-金星期」に向かう最中だった


少々の難があれど「木星-土星期」は木星期の運勢が本格化する幸運の第一歩と言える


「ラーフ-ケートゥ期」の時点でケートゥは星座交換した月が見事に絡み出会いの時運だった


ご覧の通り進一氏は蟹座で星座交換が起こって月が定座するようになり

吉意が相当に強い惑星集中を杏里氏のラグナで起こし彼女に厚い情愛の喜びを恵んでいる

また杏里氏にとっても山羊座で定座したシャシャ・ヨーガの土星は

進一氏のダシャーラグナであり支配星の土星がアスペクトバックする配置を表意している


ナヴァムシャでも木星は逆行位置からアスペクトバックして土星と対向する8室の支配星だ



現行時運の「ラーフ-金星期」は金星がラーフのディスポジターで木星と太陽が金星に絡む



こうしてまたジェンダーを超えて心で交わり愛し合う水瓶座的な結婚が実ったのである



心そのもので結ばれた絆を是非お大事になさって下さい



以上

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