先日にご依頼を下さったお客様が
ほぼ1年前に当ブログで紹介した無料鑑定時代の鑑定希望者様だった
今ではすっかり独り立ちし
あれからの1年間でコーチングを学んだり占星術の知識も身に着けたりしながら
ライブ配信系Youtuberをマネジメントするアドバイス事業などを自営している
本当にその踏破の勢いは目覚ましく
この私が10年近くもジョーティッシュをチンタラと試行錯誤していたのとは雲泥の差だ
時運照会のための情報収集を私が申し入れ
ご本人より詳細な過去1年の履歴が示された
役に立つかどうが分かりませんが1年間の出来事です🙏
出来事
2月2日コーチングスクールに入会する
2月9日ヒーラーに過去世の傷を癒してもらう
2月13日江戸時代の落語家を名乗る指導霊との脳内会話が始まる
2月17日占星術講座開始
2月25日コーチングスクール開始
4月8日 ライブ配信アプリを始める
4月19日事務所に所属する
6月10日配信でコツを掴んで、覚醒する
6月29日イベントで目標を達成する
8月11日コーチングスクール飲み会、浅草に泊まる
8月12日ライバーへのコーチング事業を初め、ブログで情報発信を始める
8月14日常霊能者に自分を守護している存在について詳しく教えてもらう
8月19日大きや気づきによって自己犠牲的な生き方を卒業する
8月29日数秘術鑑定を尊敬する人から受ける
9月2日ライバーコーチングはやめる。スピリチュアル系の発信をブログでし始める
9月30日配信のイベントで目標順位より1つ低いが満足結果を得る
12月5日YouTubeで情報発信を始める
12月26日コーチとして初セッションをする
12月27日発信の軸をThreadsに移す
このように
今現在の彼は上昇気流に乗って人生が高高度に向かう最中である
あと2週間強で始まる「土星-木星-金星期」は
5ヶ月に亘ってキャリアアップが展開していくブレイクの予兆となる
そもそもマハー・ダシャーの土星がナヴァムシャのラグナロードで
アンタル・ダシャーの木星はヴァルゴッタマになって土星にアスペクトし
木星とケンドラになってラグナに住んだ金星は至高のラージャ・ヨーガ・カーラカである
金星とコンジャンクトしてラグナで高揚のルチャカ・ヨーガになった火星が
「自営業者としての発展」を力強く確約した4室11室支配になり
ラグナロードの土星が7室に逆行すると火星との間で仮想のダーナ・ヨーガを組み
火星はプラティアンタル・ダシャーの金星と5室対4室のラージャ・ヨーガにすらなる
ダシャムシャも見事な絡みが成立し
金星がヴィーパリータになって予想外の方面から転機が巡って来ることだろう
ラーシでは配置自体に絡みが無いが
ナクシャトラ上では面白い相関が見られた
土星のナクシャトラは「バラニー」で金星が支配し
金星は水星が支配する「ジェーシュタ」で水星の住むナクシャトラと星座交換する
ケートゥが支配する「アシュヴィニー」には木星が住んで
ケートゥのディスポジターは土星になり木星とコンジャンクトして絡みを持ち
土星がナクシャトラ上では金星の影響下に置かれ
その金星とナクシャトラ交換した水星には木星がアスペクトバックする
( ケートゥの住むナクシャトラを司る太陽にも木星のアスペクトバックが起こる )
やはり相当に複雑だが不思議な絡みがナクシャトラで確認できていた
この「スタートアップど真ん中」な彼の今般の依頼事項は
以下のようなことだった
鑑定の内容なのですが、以前d60チャートを知りたいとアヤスケさまに尋ねたら、細かい出来事が必要と言われたので実は役に立つかは分かりませんが、1年間大きな出来事が起こったときに日付をメモしてきました!
もしそれでラグナの特定が可能なのであれば、d60チャートの全体的な解説をお願いしたいです🙇♂️
チューターやカウンセラー的な思弁と教諭の技術を仕事としたいそのご意向が
シャスティアムシャ( D60 )のチャート上で体現できていればそれでよいはずである
ラグナが蠍座になったD60は
ラグナロードの火星が住む4室に土星がアスペクトバックし
逆行した土星はラグナから3室にもアスペクトバックする
機能的にも吉星の木星が10室でガージャ・ケーサリのラージャ・ヨーガになり
射手座へのアスペクトバックで「逆行したマラカ」という土星の劣悪な凶意を和らげる
マラカになって更に逆行する土星が「ケンドラに住んだ火星」にアスペクトバックし
ラーフとコンジャンクトしたその火星が本人自身を指すラグナロードというのは
率直に言って随分と物々しく「キナ臭い湯気が立ち込める」印象だが
それら火星土星に宛がわれるように対置された機能的吉星の木星が円満な和睦を取りなす
蠍座ラグナの10室で生じたガージャ・ケーサリ・ヨーガは特に吉意に優れ
完全に吉星化した木星が5室対10室のラージャ・ヨーガを帯びてチャート全体を保護し
更に月の方はより吉意が優る9室対10室のダルマ・カルマ・ラージャ・ヨーガである
「10室の木星」そのものがすでに教師的な性格と適性を作る以上に
ガージャ・ケーサリ・ヨーガがケートゥとコンジャンクトすれば
最後まできめ細かな配慮と対話を尽くす「職人的なチューターやメンター」の実相となる
( ラグナ対9室のチャンドラ・マンガラ・ヨーガを木星が吉意で抑制し品格を保ってもいる )
彼は以前までフルリモートでのコーチングを行っており
蠍座ラグナであれば「水瓶座でラーフとコンジャンクトした火星」が4室に位置し
4室とは「机・カウンター」の象意で「水瓶座のラーフ」はオンラインの形式を殊更に強調する
従って蠍座がラグナとなれば
彼が従前まで取り組んで来た事業の実態が簡潔に可視化されており
その姿形がチャート上で如実に描かれてあるのが分かる
また
彼のD60はナクシャトラの支配星の関わり方が不思議なほど素晴らしく
ラグナは土星が支配する「アヌラーダ」で土星が2室からラグナに逆行し
ラグナロードの火星が住むナクシャトラはラーフが支配する「シャタビシャー」で
火星はまさにラーフとコンジャンクトしている
7室支配で6室に住んでケアマネージャーの素養を意味する金星は
ケートゥが支配する「アシュヴィニー」に置かれ
ケートゥの方は逆に金星が支配する「プールヴァ・パールグニー」でナクシャトラ交換になり
ガージャ・ケーサリの月と木星はケートゥが支配する「マガー」に住み
これらもまたケートゥとコンジャンクトしている
明らかに特異なカルマが活き活きと働いている様態が示されていて
ナクシャトラ上でも抜群の堅い底力に恵まれている
ダシャー・チッドラに火が着いた今
「土星-木星期」で土星期最後のアンタルダシャーの彼は
すでに水星期がフライングするダシャー・チッドラである
つまり直近における公私の変化が
水星の配置の与える結果に近づくためのきっかけのようになるはずだ
2月2日 コーチングスクールに入会する
一念発起でカウンセリング基礎を学び始めた当時
そのダシャーの配置を確かめてみたい
「土星-木星-木星-月-火星期」だった
ラーシは「沈思黙考」の決意が明示され
ラグナロードになった木星とコンジャンクトする土星は12室の火星と星座交換し
月は火星と12室でチャンドラ・マンガラ・ヨーガを組んでそれも水瓶座であることから
完全オンラインで講習を受けていた様子が伺える
その後に「チューターになった自分自身」を描いたシャスティアムシャでも
土星にアスペクトバックする木星が残りのダシャーと完全につながっていた
その1週間後にはとても興味深い出来事が少しばかり有った
2月9日 ヒーラーに過去世の傷を癒してもらう
プラティアンタル・ダシャーがケートゥ期の時だった
牡羊座で木星とコンジャンクトした土星がケートゥのディスポジターで
木星と関わることでケートゥの象意と織り交ざって「霊的なグル」という所見になり
木星は本来のラグナロードでありながらヒーラーの表示体になり
それは月をラグナとした場合に「12室のケートゥ」が木星と関わるので更に顕著である
シャスティアムシャは再び全てのダシャーが貫通し
ケートゥのディスポジターの太陽が2室の土星と相互アスペクトする厳しい座相だった
4室対10室の絡みが相性の悪い太陽と土星でそれも2室8室軸であることから
「心根に潜んだ治り切らない傷に恐る恐る触れる」という苦痛の暴露があったはずで
本当に痛ましく繊細な時間を過ごしていた様子だ
更にその後
2月13日 江戸時代の落語家を名乗る指導霊との脳内会話が始まる
かなり興味深いその出来事当時
ダシャーは「土星-木星-木星-火星-木星期」である
ここで初めてナヴァムシャが有意な絡み方を見せており
ケートゥのディスポジターにもなった12室支配の木星がラグナロードの土星にアスペクトし
木星のディスポジターがラグナで高揚のルチャカ・ヨーガになってアスペクトバックする
8室支配の太陽が12室に住んで木星のアスペクトバックを受けている所見が
「不可視な存在からの呼び掛け」を意味していたようで
土星も同じように8室で木星のアスペクトを受けながら2室にアスペクトバックし
何かの超常的な感受を知覚する所見になっている
8室と12室の絡みは「心霊現象が起こる」とされるが
彼のナヴァムシャは12室支配の木星が4室でヴァルゴッタマになって
ケートゥ( 12室の表示体 )のディスポジターにすらなっていた
ラーシではやはりラグナと2室と12室の絡みにケートゥのディスポジターが含まれ
「完全にプライベートな時間と場所で非現実な遭遇に出くわす」といった様子だ
こうした「自分以外の声が心の中で聞こえる」ことを誰にも話さず
ありのままの日々を過ごした彼は
春になるとその異能を知られたのかネット系のタレント事務所に採用される
4月19日 事務所に所属する
スークシュマ・ダシャーが水星期に入った頃である
やはり職業運のダシャムシャは全てのダシャーが通貫し
土星の逆行した位置に水星が住んで木星からアスペクトされ
水星の4室目で減衰する月は6室にに位置することで例外則が発現する吉相になる
事務所への所属が確定したのは上記ダシャー翌日でプラーナも土星期だったが
10日前の「2024年4月9日」の時点で特異な吉相が起こり変化の予兆が出ていた
このダシャムシャの月からチャートを読み直すと水星と太陽の星座交換が10室対11室になり
事務所の所属契約が果たされたことが明確に水星期のダシャーチッドラを実証していた
そして
12月5日 YouTubeで情報発信を始める
少しばかりの月日が過ぎた昨年末に独自にYouTubeデビューを果たし
その半生に自負を以て自由な語りを発信する
ラーシは
配置を注視するとやはりすべてのダシャーがつながった日であり
木星は水星の住む10室にアスペクトバックし
その木星とコンジャンクトした土星がラグナに逆行し
土星は本来の位置で火星と星座交換し
ラーフのディスポジターに当たる月とコンジャンクトしたようになる
プラーナ・ダシャーのラーフのディスポジターになる月が「12室の水瓶座」に住んでおり
とても客観的にYoutuberとしてのキャリア開始を説明できている
ダシャムシャも同様に全てのダシャーが通っていたタイミングであり
木星がアスペクトする水星に土星が逆行し
3室で太陽と星座交換して「メディア・コミュニケーション」などSNSの象意が出た水星は
ラーフがラグナに住んでいることでそのディスポジターになったラグナロードである
こちらでも「スピーカーとしての情報発信」が明示された結果だった
来年の5月下旬には始まっているマハーダシャー水星期は
太陽が3室を支配した双子座ラグナでラグナロードが太陽と星座交換する理想の配置を誇り
今の時点で何かしらの成長と上昇の転機が巡って来る期待感が確かにある
2028年以降の大躍進
特に今回の鑑定で私が自信を持って満額回答できた吉意の予兆は
「水星-水星-木星期」始まったほぼ3年後のことである
再び確かめたダシャムシャはこの通りとてもシンプルに強く盤石な配置を誇り
プラティアンタル・ダシャーが「11室に住んだ10室支配の木星」というのは実に素晴らしい
ラーシも簡潔な力強い所見で
木星は水星のディスポジターとなって10室にアスペクトバックする
経年の変化の後にナヴァムシャの要約図のように働くことが体感できるドレッカナでは
月から見た場合に水星と木星が強く良い絡みとなっており
9室支配で11室に住むダーナ・ヨーガの水星に7室から木星がアスペクトしてくる
やはり3年後からの彼は
人生が本領発揮を迎えていることが確実と言える様子である
既存のメディアにデビューということで、テレビにでれたりするんでしょうか。今から楽しみです。(笑)
ちなみに私が信頼している西洋占星術の未来予想のサイトでも〇歳に大成功すると言われていて、その一致に驚きました
私の見立てに対しこう答えて下さったご本人のコメントからも
異なる占断法( 西洋占星術 )でも同様の結果だったことが示された
またいずれお会いしましょう
お互いに広げた地図の端と端が地続きになる時がやがて来るはずです
再び出会う時は同じ未来を目指す道の途中だと思います
私と貴方に弥栄あれ
以上
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