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執筆者の写真鹿村文助

アメリカ大統領令による日本の米大企業買収阻止事案を読む





「日本を侮蔑」というワードが4日、インターネット上のトレンドワードになった。
 まもなく退任するバイデン米大統領が、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収の禁止命令を出したことをめぐり、USスチールのデビッド・ブリット最高経営責任者(CEO)が3日(現地時間)に発表したコメントに含まれていた言葉。


新年最初の国際政治の注目記事が早速UPされた



トランプ勝利後に残された仕事も僅かとなって死刑囚の特赦を繰り返す無責任なバイデンが

今度は意外にもトランプと立場を同じくする判断で二国間のM&Aを差し止めたのである



紳士的にアメリカ国内の基幹産業の救護を買って出た日本製鉄は800億円もの違約金負担で

ただ単に面目を潰される以上の最悪な決着を迎えてしまった



買収にあたりUSスチールは日鉄へ内部情報を開示したため、もし買収不成立となった場合、日鉄は800億円の違約金を支払う契約になっています。
たとえ政府介入で買収が阻止されても契約変更は出来ないはずなので、日鉄側は提訴に踏み切るでしょうね。
USスチールは経営不振が続いているので、破綻を免れるためにも経営陣は日本に買収される選択を選んだと思いますが、当然USスチール側も反発するでしょう。


これ元々「トランプ氏が言い出した話」である・・それに慌ててバイデン氏も否定的な対応になった「だけ」・・日本の保守派は「トランプ大好き」なくせにこういう話になると「バイデンはけしからん」など平気で言うが、自分の言っている意味を理解しているのだろうか、論理が滅茶苦茶で全く不思議だ。要は米国は共和党も・民主党も日鉄による買収は「ダメ」と与野党一致しているという「事実」をまず知るべきだろう。


建前上でバイデンは「日米安保上の事由から買収を中止させた」としているが

実際には本人にとって不可欠な支持基盤の巨大労組の利害に応じたからだと風評される



USWによる反対は労働組合を支持基盤とするバイデン大統領が買収計画に否定的な姿勢を示す大きな要因となったともみられていました。


日本を代表する大企業がかつて私の抱えた負債総額とは比にならない大損失を被った本件は

日本の建国図で確かめられるのだろうか





直近のダシャーが「ケートゥ-月-ラーフ-月-土星期」の日本は

このようにナヴァムシャではとても明確に凶意濃厚な絡みが成立している



12室で減衰のケートゥはディスポジターが逆に高揚してヴァルゴッタマの金星で

「公的問題・実際の政治や世相」の10室で「損失」の12室を支配したマハープルシャになり

それは6室で減衰の月から見た5室目で絡んでおり

金星とコンジャンクトしたマラカの火星は月とラーフのディスポジターに当たる



プラティアンタル・ダシャーまでは十分に絡んでおり更に時運を確かめると

火星は9室水瓶座に逆行すると土星が11室牡羊座に逆行することで星座交換し

11室から6室にも仮想的にアスペクトバックして月を更に傷つけて

月の対向に8室9室支配の土星が住んで全ダシャーが貫通している



2室は国家の財政だとか国民の貧富に影響する「国家の余剰」を意味するから

それがまず6室で減衰してしまう上に土星火星の星座交換で両方から傷つけられるのは

( 12室支配で激烈に強い金星も絡むからだが )やはり「底抜けの損失」をもたらしたのである





ケートゥ期は

本来的には「失望と孤立」が強調される精神減退や厭世感情の現れる時運であり

特に日本ほど先進国でありながら国民の絶望と諦念がここまで色濃く重たい国は珍しい



ヴァルゴッタマで高揚した5室12室支配の金星は

日本を全世界が憧れる「不思議なサブカルチャーの国」にさせた一方で

コンジャンクトした火星が逆行のマラカで異様に凶意が強く

金星が意味する若年者らの「大人達に対する強い失望と猛るほどの怒り」も醸している



国内での官僚と世襲議員らによる閉じた専制政治に

有権者はとうの昔から憤慨しているが

日本のナヴァムシャはラグナと7室が星座交換する特殊相の影響で

本来は無関係な国外の問題にも引き込まれる場面があると思ってよいのである

( 双子座ラグナは木星が7室10室支配のマラカで必ず対外的に損を経験する所見を作る )





アメリカのラーシにおいて惑星集中し第二のラグナのようになった双子座こそが

日本の今現在を模写したナヴァムシャのラグナになるのは偶然ではないと言える



日本のラーシの方も確認しておく





配置自体は絡みが起こっていないが

ラーシにおいてまた重要なナクシャトラの支配星の位置関係では

有意な所見になっていたようだ





ケートゥのディスポジターの太陽は支配星が金星になる「バラニー」で

対する月は火星が支配した「ムリガシラー」になり

高揚の金星に向け11室から火星が10室に逆行して相対したようになる



ラーフが住むのは月と同じく火星が支配する「ダニシュター」で

火星自体は偶然にラーフの支配する「スヴァーティー」に住んでいて

ナクシャトラ交換が起こって月と火星とラーフはナクシャトラが強く絡み

土星はちょうど月の支配する「ハスタ」に住んで月が受ける絡みに関わり

かなり複雑だがナクシャトラ上で時運の相関がプラーナまで貫通する





5室で高揚した太陽( ケートゥのディスポジター )が月と絡みを持てないが

全てのダシャーロードの住むナクシャトラの支配星が少なからず関わり合っており

月は「逆らえない相手」の8室を支配してアメリカを意味する7室双子座に住み

月に対してはナクシャトラで関係するラーフと火星が配置上でもトリコーナとなって

プラーナ・ダシャーの土星は自身のナクシャトラの支配星の月にアスペクトしている



火星や土星が逆行すると凶意の表示体としてドゥシュタナ的な影響力を持つため

その土星・火星がケートゥに逆行したりディスポジターの太陽と相対しているのは

まず明確に獅子座をラグナとするアメリカに裏切られる( 獅子座に住むケートゥ )経験であり

8室( 災難 )支配の月がパートナーの表示体であるダラ・カーラカになって7室に住むことも

今回のこの顛末を正確に説明してくれている



8室支配で敏感な中立状態の月を

逆行した12室支配の火星や逆行したマラカでより劣悪な土星が傷つけた結果

8室が「不可避な災難」の象意へと悪変し日本はまたアメリカの食い物になったのである




満身創痍でも前進を諦めないアメリカ






あと2週間強でトランプが再び大統領へと就任するアメリカ



ダシャー上ではラーフのディスポジターの月が7室に住んで「対外政策の失態」も意味し

月のディスポジターの土星は2室に住むことで貧困と有権者からの敵意を生む配置である

( その土星が11室の惑星集中にアスペクトするのだから下流層の国民の不満は計り知れない )



国外からの資本流入を許せば

「旧世代から今に続くアメリカ人によるアメリカのためのアメリカ再興」は

やはり果たされないと断じるのはトランプならばもちろん仕方が無いことだった



今回の一件をあと数度は繰り返すだろうから

所謂「MAGA」( Make America Great Again )の御旗の許で断行される政策は

昨年にトランプを信じた有権者の誠意も萎えさせる極寒の暗闇を貫く道のりとなる





1月4日現在のナヴァムシャは

世知辛いことに11室に住む火星( ラーフのディスポジター )に土星がアスペクトで傷を与え

11室で5室12室支配の火星が凶星寄りに働いて国家の威信が揺れ動く不穏の凶相を作り

プラティアンタル・ダシャーが絡めば吉凶両方の経験がその時局を極端に乱高下させていく



やはり以前にアメリカ福音派の予言者ブランドン・ビッグスが述べた通りに

アメリカが空前の不況に墜落し執務室でトランプがうなだれて神に祈る」という未来は

世界線として最も正しいシナリオになっていくことがチャートからも見えている







Bless you TRUMP



以上

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