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もうじき始まるスークシュマ水星期─更なる前進を試みる

執筆者の写真: 鹿村文助鹿村文助

更新日:3 日前







久々の「ボーナスタイム」だったプラティアンタル・ダシャーの金星期も

残すところあと1ヶ月ほどになった



鑑定士事業の創始に伴いパラーシャラの光を購入してから

私は自分のダシャーを日々眺めては一喜一憂している





今月下旬の時点で

私のダシャーが来月から「木星-土星-金星-水星期」に入ることに気づいた





スークシュマ・ダシャーの水星期はちょうど3週間で終わるが

その間の各種分割図上での絡みはやはり思った以上に多く見られて

今回も動的なアドリブの時運が巡ることが期待できる





ラーシ自体は

水星が金星の手前で定座してしまい絡まない





ナヴァムシャは

一転して凄まじい「ステップアップ」の座相が時運で巡る頃になり

木星にアスペクトされる土星が金星に逆行して水星は金星と星座交換し

水星が「キャリア」の4室で定座高揚したように働く



全てのケンドラ・ハウスと全てのトリコーナ・ハウスがダシャー上で絡むことになり

今度も「正しく行動していれば」という前提で良い報いがあるはずだろう





ナヴァムシャよりも良い配置が起きていてほしい職業運のダシャムシャは

一見して金星から9室目に水星が住んで絡みが見られた以上に

水星のディスポジターの土星が11室乙女座に逆行して仮想の星座交換になる



土星は11室に逆行することでラグナの木星にアスペクトし

本来の位置が天秤座であるため基礎的時運は明確に絡んでいるが

スークシュマ・ダシャーはより更に時運が貫通して強い励起が生じてくる



つまり

水星は11室乙女座にも住んだようになり

7室牡牛座で定座の金星からは乙女座も山羊座もトリコーナで深く絡みの起きた吉相である





しかし

水星の配置そのものは

「地道な回り道」をするしかないとすぐ分かる配置であり

3室と11室がマラカ同士の星座交換になるのは

不慣れな取り組みに初めて挑戦させられることを予兆する







「はてさて?」とPCの前で小さく戸惑った私は

D30( トリムシャムシャ )でダシャーの絡みを確かめて

武者震いのような感慨でヘラヘラと吹き出した





木星に向け逆行位置からアスペクトできる土星は金星とコンジャンクトし

金星は減衰するので水星がディスポジターになり

水星は4室双子座の定座で私にとっては珍しく水星がヴァルゴッタマになる



即ち

その気になればどうにか成し遂げられる課題」に

これから私はどうしても対面せざるを得ない道のりを進むのである



かなり以前の投稿において

私がまだ重い鬱病から抜け出せなかった若年期の事を

このD30に照らして読み込んだりしたが

魚座ラグナのバドラ・ヨーガは基本的に凶意を帯びたマラカで

学業や仕事に労苦の感覚が伴いやすい





実際にこの水星に対しマラカになった逆行の土星がアスペクトしてしまい

ラグナロードの木星も同時にアスペクトして保護を施し

何とかギリギリのところで自分を保てているといった所見を作る



「眉間に深く皺を刻み額に汗して突貫仕事をする」

といった様子だ



他の分割図を見てみる





「突然の受益と受難」を意味し

吉事であれば想定外な奇遇に預かれるタナボタ運のD8は

やはりと言っては何だがこの通り水星まで全てのダシャーが通っていた



( 木星は土星にアスペクトして土星も金星にアスペクトし水星は金星の10室目に住む )



3月初旬にプラティアンタル・ダシャーの金星期が終わるまでに

良い縁を探し当てることが一応は出来るはずのD8では

月の住む天秤座から配置を読み直した場合に水星が完全に吉星化し

9室12室支配で5室水瓶座に住んでそこへ土星が逆行し定座する



とうとう鑑定士としての本格的な取り組み方を何かしらさせられる頃合いらしい





ダシャムシャと同等に見落とせないエカダシャムシャは

惜しくも水星が金星と絡んでいなかった





全ダシャーが通貫した場合のみ支配的な影響力を発揮するシャスティアムシャは

物の見事に金星の10室目に水星が住みやはり止むを得ず私が行動させられることを示す



魚座の月から見た水星は4室7室支配で3室に住んで「即応力が求められる働き方」になり

こちらでもD30同様に乙女座に住んだ土星が双子座にアスペクトしたり

逆行することで直に水星へアスペクトして底深くからプレッシャーを浴びせてくる







下位互換のD45はどうか





こちらは随分と快美な吉相になった絡み方で

山羊座で定座の土星が逆行してアスペクトバックする水瓶座で基礎的時運が完結し

金星の10室目に位置した7室蠍座に住む水星が2室5室支配の大吉星で何とも素晴らしい



こちらでは水星がアスペクトを受けないままラージャ・ヨーガを7室で繰り出し

前向きに頑張れば骨折りにはならないで済む様子である



アクシャヴェーダムシャはD60を表層的にしたチャートでさほど深読みはしないのだが

今回こうしてまた見直していると水星のディスポジターの火星が逆行しており

即ち「3室で例外則になりながら仮想的に星座交換し2室で定座並みになる」ことに気づいた



明らかに

シャスティアムシャが示すよりは「やりがいを実感する面白い仕事」に私はありつくのである



牡牛座ラグナでは7室は蠍座で水の星座になり

そこで水星( ビジネスの表示体 )が強ければ「対個人のサービス業」を意味する所見になる



D60の方が深いので影響力はD45よりD60が強いが

どうしてもこの配置の吉兆をひたすら信じてみたくなる



続いて





ナヴァムシャの結果のように働き

良い配置の吉星がダシャー上で励起されると「隠された幸運」という定義が顕現するD81は

残念ながらせっかくラグナロードにまでなった水星が金星のすぐ手前に住んでしまう

( とはいえ数ある分割図でも「9室に住むラグナロード」という吉相はこのD81しかない )



そして

勿体ぶった挙句

結局は─





火星と金星以外は全て変通星座に住んでイチイチ絡んでしまうナディアムシャは

ご覧の通り金星から9室目で水星が減衰して例外則になる「突発的なアドリブ運」の座相だ



水星の吉凶相半ばするその動揺ぶりがこれからの「雲行きの不穏さ」であって

6室9室の支配星の減衰は一見とても気安くラフに仕事ができる配置でありつつも

月のディスポジターであり「7室で減衰しラーフがコンジャンクトした水星」である



それだけも「一筋縄では立ち行かないタスク」を意味し

水星は減衰すればアスペクトバック出来るのは当然であっても

わざわざ土星が余計なアスペクトを与えてくる




絶景に出会うには

手持ちの地図を一旦は捨て置く勇気が

必要である




という訳で



私は明日( 2025年2月1日 )に

意を決して東京都某所の占い館で

応募者面接を受けてくる



これからの旅路は優しくないが

道の向こうに尊い時間が流れていると思いたい



結果は追って報告する



以上

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